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クリエイター・プロジェクト“三月のパンタシア”、TVアニメ「キズナイーバー」EDに抜擢

エンタメ
クリエイター・プロジェクト“三月のパンタシア”、TVアニメ「キズナイーバー」EDに抜擢

“別れ”と“出会い”、“終わり”と“始まり”が交錯する季節に歌われるセンチメント――僕らがいつかに体験したかもしれない物語を紡ぐクリエイター・プロジェクト“三月のパンタシア”が話題を集めている。

アニメーション制作にTRIGGER、シリーズ構成に岡田麿里という布陣で送るTVアニメ「キズナイーバー」のEDテーマでもってメジャー・デビューを果たすというニュースが報じられ、さらに注目を集めている現在だが、ここではいまだ謎の多きプロジェクト、三月のパンタシアについて改めて語っていきたいと思う。

小さい頃よりアニメ音楽を好んで聴いていたというボーカリストの“みあ”を中心に結成された三月のパンタシアは、2015年8月より活動を開始する。動画投稿サイトにて初めてアップしたのは「day break」と題した楽曲。

三月のパンタシア「day break」

ボカロPとして絶大な支持を得ているすこっぷによる、ポップでありながらノスタルジックに香るサウンドと“みあ”のエバーグリーンな歌声が印象的な一曲だ。そんな“みあ”たちが鳴らす音楽の深層には、“三月”と“パンタシア(空想)”というキーワードが存在する。

「別れもあるんですけど、出会いもあって、終わりと始まりが重なって、いろんな感情が生まれる」(みあ)

という季節に生まれる感情を音楽にして届けたい……との想いから生まれた音楽が、三月のパンタシアなのだ。

「三月のパンタシアは、“終わり”と“始まり”を空想する淡くて碧い空気感があって、でもそのなかに確かな感情というものもあり、様々な感情が交錯したものを音楽にして、聴いてくれた方それぞれが心の中に特別な物語というか……それは懐かしい思い出や今経験している共鳴できる物語かもしれないし、これから訪れる感情を想像するものかもしれないし。聴いてくれる方々それぞれに感じて、空想をしていただければと思います」(みあ)

三月という様々な感情が同居する季節。そのなかでどこか懐かしくもある甘酸っぱさを思い起こさせるのが、三月のパンタシアの歌たちだ。「day break」で活動を開始して以降も、n-bunaやゆうゆ、40mPといったそうそうたるクリエイターとタッグを組んで楽曲を発表していくわけだが、そんな彼らの最新楽曲となるのが、buzzGのペンによる「イタイ」。

“痛い”“居たい”といった、たったひとつのワードのなかで様々な感情を想起させる多元的な構造となっている楽曲なのだが、また一方でみあが「叫びました」と語るように、三月のパンタシアの楽曲のなかでも、もっともエモ―ショナルな仕上がりとなっている。

三月のパンタシア「イタイ」

「buzzGさんもレコーディングに立ち会っていただいて、そのときいろいろお話をしたんですけど、いろんな意味を持つ「イタイ」を、“始まりの歌”にしたいというのはbuzzGさんもおっしゃっていて、改めて痛みだけではなくて温かさやいとおしさを感じる叫びにしないといけないなと思いましたね」(みあ)

「イタイ」という歌に込められた感情の数々は、三月のパンタシアのあらたな“始まり”となって鳴らされる。そしてその先にはメジャー・デビューというもうひとつの“始まり”が控えている。

なお、現在発売中の『リスアニ!Vol.24』では、そんな三月のパンタシアの独占インタビューと、最新曲「イタイ」のCDが収録されている。

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