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スマホ病「テキスト・サム損傷」をご存知ですか?

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スマートフォンや携帯電話のテキストメッセージを打つことで起こる手の指の損傷のことを指してアメリカのメディアで生まれた言葉。それが「テキスト・サム損傷」。今回は、現代病ともいえる、この新しい病名について医師に伺いました。

その名称の背景に迫る!

テキスト・サム損傷は、別の名を「ブラックベリー・サム」や、「マミーズ・サム」ともいいますが、いずれも手の親指(サム)の障害を引き起こしやすい状況下を指していることが読み取れるでしょう。医学的には、これらをドゥ・ケルヴァン(De Quervain)症候群といいます。

アメリカではテキストメッセージは、両手の親指を使って高速にタイプすることが多いことから、テキストメッセージの打ちすぎで腱鞘炎を発症する患者が多く、その背景から、テキスト・サムあるいはブラックベリー(携帯電話の機種の名前)サムと呼ばれるようになったようです。

いっぽう、母親(マミー)になった人もホルモンバランスの崩れや子育てによる負荷から、テキスト・サム同様、腱鞘炎症状を起こすケースがあることから、マミーズ・サムといわれることもあります。

どんな症状が出るの?

手の親指の内側には、紐のような 腱があり、このなかの2本は手首の腱鞘と呼ばれる、袋の中をくぐっています。テキスト・サム損傷は、この腱鞘の中に炎症が起こることで腫れや痛みが生じたり、動かしにくくなるといったことが発症します。

通常は親指を使う際に痛みが出るのですが、悪化すると動かしていないときでさえも痛みが続いたり、腱鞘のところにしこりのようなものが触れることもあります。

テキスト・サム損傷の対処法・3つ

1. 安静・固定

治療では、手をなるべく使わないように安静にすることが最も大切になるので、症状が強い場合は、装具などで固定して強制的に動かなくすることもあります。

2. 鎮痛剤で痛みに対処

また、湿布や鎮痛剤、腱鞘内への局所麻酔薬の注射、ステロイド薬の注射などで痛みに対処するケースもあります。

3. 手術

あまりひどい時には、この腱鞘を切る手術が行われることもあります。

医師からのアドバイス

最悪の場合、手術に至ることもあるテキスト・サム損傷。たかが親指の痛み、と侮るのは危険です。ついついスマホから手が離せなくなってしまいますが、痛みを感じるようであれば、しばらく手を休めるようにしましょう。使い方によっては、体にとって有害な存在となりうるスマホや携帯電話。日常の中で、上手に付き合っていきたいものです。

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