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判断ミスが悔やまれる!息子発熱、僕大いびき。妻が離婚を決意した伊香保温泉の夜

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あのとき、関越道の上里サービスエリアで引き返しておけばなぁ…と今も思います。

息子が生後8カ月になったばかりのころの話です。

息子の預け先の保育園が決まり、妻が職場に復帰。

しばらく妻の体調が戻らなかったり、息子がを出したりと、不安定な時期が続きました。

自分なりにフォローしていましたが、妻の疲れを癒してあげたかったし、息子もようやく外泊できるくらいまで大きくなったので、群馬県の伊香保へ温泉旅行に行くことを提案。

離乳食を用意してくれる子供に優しい旅館を予約して、いい父親を気取りたかったんです。

多分、この下心が良くなかったんだと思います。

出発日の3日前、息子は38度くらい熱を出していましたが小さいうちはよくあること。

翌日には熱が下がり、出発日は平熱に。

万全ではないかもしれないけど、温泉旅行だし、まあ大丈夫だろうということで、クルマで出発しました。

ドライブが好きな息子は、童謡を聞きながら後部座席でキャッキャッとご機嫌。

早朝に家を出たので、渋滞にもあわずに順調。

お腹が空いてきたぞということで、関越道の上里サービスエリアで休憩することに。

ふと気が付くと息子の様子がちょっとおかしい…。

離乳食をモリモリと食べてミルクも飲んだけれど具合が悪そう。

空気が溜まっているのかもと思い、トントントンと背中を軽く叩いてゲップさせようとしたらおう吐…。

息子の熱をはかると37.5度に!

「これはヤバそうやから引き返そう」と妻。

「ここまで来たら旅館のほうが近い」と僕。

「病院に連れていきたい」と妻。

「じゃあ、旅館の近くの小児科を紹介してもらおう」と僕。

引き返すより旅館に行ってしまったほうが早いのは事実。

でも、ここで懺悔させてもらうと、せっかくの旅費がパーになるのがもったいないという気持ちもありまして…。

まだ高熱ではないので、旅館に行って休んでから小児科に行こうという話になりました。

旅館につくと、女将が息子の具合を心配してくれました。

病院の連絡先を教えてもらいましたが、ひとまず、部屋で様子を見ることに。

宿に着いてからは、息子はずっと寝ていて、症状も落ち着いている様子。

テレビを見ながらボーっと過ごしていました。

もうこのころには、温泉に入りにきたことなんて忘れています。

3人でゴロゴロしているうちに夕方に。

ひとまず旅館の風呂に交代で入ろうということで、ササッと入浴。

その後、しゃぶしゃぶをたらふく食べました。

これが良くなかった。

満腹で気持ちよくなった僕はその後、爆睡。

夜中に息子の熱が39度に達し、妻は夜通し看病。

その間も僕は…大いびきで…爆睡…。

蹴りを入れられても爆睡…。

妻は離婚を決意したそうです。

次の朝起きると、「本気で死んでほしいと思った」と妻。

「何、どうして?」と聞き返す僕。

怒りを通り越したときに見せる嘲笑を浮かべる妻…。

ここでケンカしても仕方がないので、とにかく朝イチで病院に行くことに。

伊香保温泉を一秒も体験せず、旅館もチェックアウト。

病院に着くまで、一言も口をきいてくれない妻。

気まずい雰囲気のまま群馬県渋川市内の小児科へ。

出てきたのが仏さんのような癒し系のビジュアルで、目玉親父のような高い声を出すおじいちゃん先生。

彼が繰り出す赤ちゃん言葉に、思わず吹き出しそうになり、夫婦で顔を見合わせました。

そのころには息子の熱も下がっていましたが、念のため薬を出してもらい、そのまま帰宅。

早い時間だったので、関越道の渋滞もなく、スムーズに都内に戻ることができました。

今も旅行の計画をするときは、この伊香保事件を思い出します。

何か夫婦でもめ事が起こったときも、この事件を例にやり玉にあげられます。

妻に「お疲れさん」を伝えるための旅行だったのに、余計に疲れさせてしまったダメダメな夫で申し訳ない。

あのとき上里サービスエリアで引き返していたら、どうなっていたのかなぁと、今も思います。

著者:ニガムシ

年齢:36歳

子どもの年齢:3歳7か月

営業、倉庫作業、古着バイヤーを経てライターに。30歳で独立し、以降フリーで活動中。父親になってからは、イクメン雑誌で記事を書くことも。「昨日できなかったことが、今日できるようになる」という子供の成長に日々感動。息子の小さな服を畳むとき、プレシャスな瞬間を感じている。ひそかに憧れている俳優は山田孝之。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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