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映画、ドラマ、CMにひっぱりだこ タレント力のある猫はここが違う

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 思わず触りたくなる毛並み、見つめられたらキュンとなるつぶらな瞳、愛くるしさしかない肉球……「猫の“癒されポイント”を挙げてください」と言われたら、1時間でも2時間でもしゃべれる程度に、筆者は猫好きです。

 筆者のような猫好きなら「テレビや映画で見かけた“あの猫”が忘れられない」という人もいるのでは? 
 
■アイドル猫の才能の見つけ方と育て方
 猫が大好きな人ならすでにご存じかもしれませんが、テレビの世界にはドラマや映画、CMなどで演技をこなす「アイドル猫」と呼ばれる猫たちがいます。
 
 最近でも、NHKの朝ドラ『あまちゃん』や、映画版『世界から猫が消えたなら』など、多くの作品でこうした「アイドル猫」たちが活躍。『アイドル猫のつくりかた』(関由香撮影、佐々木道弘監修、扶桑社刊行)は、そんなかわいいだけでなくお利口な猫を取り上げた写真集です。写真の猫たちがかわいいのは言うまでもありませんが、巻末にある「アイドル猫のつくりかた」というコーナーも猫好きにはたまらないはず。

 「アイドル猫」の生みの親である佐々木動物プロダクション代表・佐々木道弘さんによると、どんな猫でも「アイドル猫」になれるわけではないようです。
 
 映像や写真の世界で活躍できる猫かどうかを見極めるにあたって、佐々木さんはまず「ごはんの食いつき」を見ると言います。なぜなら「(撮影現場で)目線をもらったり、こちらの思いどおりの場所に歩いたり走ったりしてもらうときには、ごはんの食器を鳴らして引きを引く」から。

 では、才能のありそうな食欲旺盛な猫を見つけたとして、どうやって「演技のできる猫」へと育てあげていくのでしょうか。

 ここでもキーワードは「ごはん」。「外に出してもビビらず、ごはんの誘導に乗ってくるようなら、少し歩かせてごはんをやり、また少し歩かせてはごはんをやり……と、徐々に歩かせる距離を長くしていく」といいます。

 ただある程度、下地となる訓練をしたとしても、一人前にするには実践経験を踏ませるしかないというのは猫も人間も同じ。それに、ただごはんをちらつかせるだけでは、賢い猫は乗ってこないようです。佐々木さんいわく「猫は無理に演技させようとするとへそを曲げるので、強制はしません。(中略)その子の性格を考えて、どうしたら気持よく動いてくれるのか試行錯誤するのが僕らの仕事なんですよ」。

 よくできた時になでてあげても「今、なでられたい気分じゃない」という猫もいるそう。こういう気分屋なところも、猫っぽくていいですよね。

 この写真集のなかに収められている、愛くるしいショットの数々についても、カメラマン含め、「人間たち」がどのように手を焼きながら写真を撮っていったのか想像すれば、楽しみもまた、ひとしおかもしれません。
(新刊JP編集部)


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