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異常な発汗… 汗と病気の気になる関係。

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異常な発汗… 汗と病気の気になる関係。

暑いと汗をかく、これは当たり前の体の働きですが、じつは汗のかき方から異常な病気が発見されることもあるらしいのです。

今回は、そんな「病的な汗」について、医師に詳しく教えていただきました。

そもそも、汗ってなぜかくの?

汗をかくメカニズムを簡単に説明すると、以下の2つが原因となります。

1. 体温調節

汗は体の体温が上がると分泌される、体温を調節するべく体に備わっているシステムです。脳が体温を常にモニターしていて、必要以上に高くなると、汗をかきます。汗は、蒸発する際に気化熱を奪い、体温を下げてくれるのです。

2. 交感神経優位のサイン

その他、緊張したり興奮したりして交感神経が活性化されると、汗をかきます。

「病的な汗」の定義とは

上記のことから、脳の体温モニター機能や、自律神経のバランスが崩れると異常な汗をかくようになります。この異常をきたす原因として考えられるのが次の病気です。

1. 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

これは、甲状腺ホルモンという交感神経を活性化させるホルモンが、必要以上に出る病気です。甲状腺という喉にある組織が腫れて、ホルモンがたくさん産生される病気で、女性に多いです。常に交感神経が活性化、つまり戦闘状態にありますので、体温上昇、汗をかく、手が震える、目を見開く、動悸、血圧上昇といった症状が出ます。診断は血液検査でホルモン値を測定することでなされ、治療は、手術、薬、放射線などです。

2. 悪性リンパ腫

これは、リンパ節の癌の一種です。体の中でばい菌をやっつける役割を持つリンパ節がガンになり、全身に広がる病気です。この症状の最初に、寝汗が上げられます。毎晩、シャツを2〜3回ほど変えないといけないくらいの寝汗をかく。また体重の減少、発熱なども典型的な症状です。診断は画像の検査でリンパ節の状態を確認し、手術でリンパ節を取って顕微鏡で観察することで分かります。治療は、抗癌剤や放射線などです。

【医師からのアドバイス】

これらの病気が、汗を必要以上にかく病気の代表例です。ただ、日常生活でよく汗をかく、というのは、熱中症の一歩手前の可能性が一番高いです。

じっとしていてもたくさん汗をかく…というのは、体温が上昇しつつあることを意味します。すぐに日陰など涼しい場所に移動し、しっかり水分を取りましょう。

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