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人工透析って、どういうことなのか知っておきたい!

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人工透析は腎臓の病気の人が受ける治療の1つで、近年この人工透析を受ける人は徐々に増えているといわれています。

今回はこの人工透析について、医師に詳しい話を聞きました。

人工透析とはどんな治療?

人工透析は、かんたんにいうと働かなくなった腎臓の代わりを行う治療のことです。

腎臓は血液中のいらない老廃物をろ過して尿をつくり、体の水分量・血圧などをコントロールします。

腎臓の働きが不十分になると腎不全という状態になります。すると尿として出るはずの老廃物が体にたまってしまいます。そのままにしておくと、尿毒症となり、吐き気や頭痛、高血圧や、けいれん、意識障害などの症状があらわれます。

このような機能が不十分な腎臓の代わりに水分や老廃物の調整を行う治療が、人工透析です。

腎不全の原因となる疾患は、糖尿病による糖尿病性腎症が多く、その数は増え続けています。

そのほかに、慢性糸球体腎炎など腎疾患による腎不全、全身のショック状態などで急に腎不全になった急性腎不全の場合も透析が行われます。

人工透析はどのように行うの?

透析療法には、主に、血液透析療法と腹膜透析療法があります。

≪血液透析法≫

血液透析は、病院などの透析室で行われます。

血液透析装置と、手術で形成された「内シャント」と呼ばれる動脈と静脈を合わせた血管をつなげて、血液を体内から取り出します。取りだした血液中の余分なミネラルや老廃物、水分を除去し、ろ過された血液を体内に戻します。

1回あたり約4~5時間かかります。慢性疾患で血液透析が必要な場合は、週3回くらいのペースで定期的に行われます。

≪腹膜透析法≫

腹膜透析は、自宅で行われることが多いです。

あらかじめ設置した腹部のカテーテル(医療用の管)から透析液を通します。ろ過するための膜(透析膜と言います)として自分自身の腹膜を利用し、老廃物を排出して血液を浄化します。

約30分の透析を1日数回行ったり、あるいは就寝中に機械による腹膜透析を行う方法などがあります。

災害時、透析している人が困るのはなぜ?

いつものように透析ができなくなってしまうような災害時には、普段から透析を行っている人は困ったことになります。

医療機関で透析ができなくなってしまうと老廃物やミネラルがたまり、尿毒症となり、命の危険にさらされるからです。

また、人工透析は水をたくさん使います。災害時に断水してしまった場合なども人工透析に影響が出ます。

腎臓が働かず透析を行っている人、特に血液透析などで定期的に受診している人にとっては、大きな問題です。

災害時には、かかりつけの透析医療機関と連絡を取るようにしましょう。次回の透析のスケジュールの確認をしたり、しばらく透析治療が行えない状況の場合は、他の施設への移動方法などの指示を受けることになります。

人工透析を受けるにあたっての注意点

人工透析を受けるにあたっての注意5ヶ条をお伝えします。

1.決められたカロリーや、カリウムの摂取制限を守ること

2.栄養バランスの良い食事を三食きちんと食べること

3.適切な水分摂取をすること

4.体重を増やし過ぎないこと

5.禁酒、禁煙

【医師からのアドバイス】

人工透析が必要な人は、定期的に透析の治療を受けないと、命に関わる治療です。

今は人工透析をしていない方も、知識として人工透析の仕組みや受けるにあたっての注意点などは覚えておくといいかもしれません。

(監修:Doctors Me 医師)

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