旅人なら知っておきたい!今さら聞けない「民泊」のメリット
盛んに「民泊」という言葉を耳にするようになりました。民泊とは簡単に言えば、一般の民家に有料で観光客を宿泊させる(する)サービス。とはいえ「家には人を泊めるようなスペースはない・・・」と、自分には無関係のニュースだと思っている人も居るのでは?
ただ、もちろんですが、民泊は“貸す側”だけでなく“借りる側”にもメリットがいっぱい。民泊がもっと自由に盛り上がれば、国内旅行を愛する旅人にもいろいろな利点が出てくるのですね。
そこで今回は各省庁の情報を参考に、旅人にとっての民泊のメリットを紹介します。
民泊の営業は既に行われている!?
2020年の東京オリンピックでは、外国人旅行者の泊まる場所が足りなくなると言われています。その悩みを解消する目的もあって、民泊を認めさせようという動きが盛んになっていますね。
デメリットについても大いに議論されていますが、民泊は外国人旅行者や都心部で自由な部屋をたくさん持っている人だけでなく、各地を回る旅人にも魅力的な話なのです。
「本当?」と思う人は、ちょっと農林漁業体験民宿に出掛けてみるといいかもしれません。聞きなれない言葉かもしれませんが、一部の農業や漁業、林業を営む人の家では、既に“宿泊”が可能になっています。
農村にある一般の民家に泊まりながら農作業や漁業を手伝い、郷土料理を作り、地方文化の体験などをする、なんだかワクワクしてきませんか?
民泊には旅館にはないサービスがある
しかも『とまりーな』などのインターネットサイトが、地方にある農林漁業体験民宿業者と旅行者を“民泊”という呼び方でマッチングをしてくれています。
上記のインターネットサイトには、例えば東北の漁師の家に泊まって漁船の上から朝日を眺めたり、沖縄の古民家に宿泊して三線の演奏を習ったりと、いろいろなプログラムが用意されています。
こうした体験は普通のホテル、旅館では味わえませんよね。幸いにも友人や知人が現地に居れば別ですが、何のつてもない人には縁のないディープな旅の形。しかも沖縄の古民家に泊まるプログラムは、1泊2,000円からと超リーズナブルです。民泊が今よりももっと自由になれば、さらにいろいろな旅の形が出てくるはず。
そういった意味で、民泊は旅を愛する人にとってすごく楽しみなニュースなのです。今から先取りする形で “民泊” の達人を目指してみては?
以上が旅行者にとっての民泊のメリットになります。繰り返し民家に泊まっているうちに、「自分も貸す側になりたい」と開眼してしまうかも!?
[「農林漁業体験民宿」について – 農林水産省]
[旅館業法概要 – 厚生労働省]
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