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シュタルガルト病を患うロービジョンの女性がVRヘッドセットで8年ぶりに視界を取り戻す

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、Google の Cardboard に代表される VR ヘッドセットは単純な光学技術を活用してゲームをはじめとした様々な仮想空間を 3 次元で体験することに使われていますが、その技術が視覚に障害を持つ一人の女性の視力を数年ぶりに復活させたという、本人にとっては奇跡とも言える信じられないような体験をしたという体験談が YouTube 動画として投稿されていました。シュタルガルト病に苦しむアメリカ人の Bonny さんは 10 年前にこの病気だと診断されました。この病気は、目に入った光を信号に変換して脳に伝えるのに欠かせない網膜の組織が斑点に覆われていくために、視力低下や色覚異常を引き起こすという進行性のある目の疾患です。彼女はこの病気だと診断されてからわずか 2 年後には視力がほぼない状態になり、これまでの 8 年間はほとんど見えない生活を送っていました。そういう見え方が日常化している中で、VR ヘッドセットを入手したことで、今回の奇跡体験をすることになりました。彼女はスマートフォンにとあるアプリをインストールし、そのスマートフォンを VR ヘッドセットに収納して頭部に装着。そして、辺り見回すと、スマートフォンのカメラ越しにこの 8 年間見ることが困難だった家族の顔をハッキリと見えるようになったというのです。これまでは視力低下の影響で物を鮮明に捉えることができなかったものの、VR ヘッドセットによってまるで視力が復活したかのように周囲が見えるようになったことで、彼女は歓喜のあまりに動画の中で絶叫しています。彼女がスマートフォンにインストールしたアプリというのは Google Play ストアで無料配信されている「Near Sighted VR Augmented Aid」です。このアプリはカメラに映る空間をステレオ 3D に変換して画面に表示します。拡大することも可能です。また、彼女はダンボールタイプの Cardboard を利用しています。私も病名や症状の程度は異なれど、生まれつき彼女と似た原因で普通の人よりも視野・視力が悪く、夜間や暗い場所はほぼ見えないという生活を送っており、Gear VR のカメラパススルーモードを利用すると病気が治ったと錯覚するほど、周囲が超明るく見えて驚愕したことがあります。なので、彼女の気持ちはよーく分かります。それと同時に、VR ヘッドセットやスマートフォン(あるいはカメラ)が日常生活の中でこれほどまでに役立つデバイスだったのかと痛感しつつ、彼女や私のような症状を持つ人の視覚矯正マシーンとしても活用できると確信しています。

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