ニューヨーカーを魅了した凄腕シェフが仙台に凱旋! 仙台牛100%の異次元ハンバーグの衝撃!

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ニューヨーカーを魅了した凄腕シェフが仙台に凱旋! 仙台牛100%の異次元ハンバーグの衝撃! f:id:mesitsu_lc:20151029144549j:plain

今、仙台の食通たちの間で話題を集める一軒の創作料理レストランがあります。その名は「New York 紐育(ニューヨーク・ニューヨーク)」。

この店のオーナーシェフ・庄子泰弘さんは、およそ30年にわたりニューヨークに住み、2つのレストランを経営して来たという方。

そのクオリティの高さは、『New York Times』(新聞)、『Timeout』(雑誌)、『The New Yorker 』(雑誌)といったマスコミも絶賛。全米NO.1のレストランガイド『Zagat』では、30点満点中25点を獲得。「AOL City Guide 2007」では、寿司部門で2位にランクイン。「Travel+Leisure」ではNew York’s Top50に選ばれるなど、そのレベルの高さはまさに折り紙付きなのです。

その凄腕シェフが、およそ5年前に故郷である仙台に戻ってオープンさせたのが、地元の食材を使った創作料理のレストラン「New York 紐育」なのでした。

多くの著名人も通う、隠れ家的レストラン

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お店は、仙台駅の北西部、春日町にありました。晩翠通りに面したビルの地下1階にあるものの、中庭があるため、外光も入って明るくシックなお店です。

階段を下りた中庭には、ガーデンパラソルとテーブルが用意され、ワンちゃん連れのお客様がお散歩のついでに食事を楽しむこともあるそうです。

f:id:mesitsu_lc:20151029144321j:plain中庭のテラス席。ここならワンちゃんと一緒に食事もOK

階段を下りてしまえば、人目は殆ど届かないため、仙台を訪れた著名人やスポーツ選手などもお忍びでやって来るのだとか。

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取材時はハロウィンが近かったことから、カボチャの雑貨たちが優しく迎えてくれました。名店なのに決して敷居の高い印象はなく、誰もが気軽に立ち寄れる雰囲気です。

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店内に入ると大きなオープンキッチンが出迎えてくれます。キッチンに面したカウンター席に座れば、ニューヨーク仕込みの鮮やかな調理スタイルを間近に見る事が出来、これだけでもちょっと贅沢なエンターティンメントと言えるでしょう。

仙台牛100%! まさに異次元のハンバーグ!

さて、この日のお目当ては「特選仙台牛のハンバーグランチ」。仙台牛とは、全国で唯一、肉質等級が最高の「5」に格付けされないと名乗る事を許されないブランド牛肉で、和牛の最高峰と言っても決して過言ではないお肉です。

実は今、仙台牛はとても入手困難なのだそうです。肥育に4年ほどかかるため、東日本大震災で肥育数が減少した影響が4年目の今年に現れているのだそう。庄子シェフは宮城県北部の畜産農家の協力で特別に入手できているものの、ただでさえ貴重な仙台牛が一段と入手困難になっているのだそうです。

その貴重な仙台牛を、なんとランチで手軽にいただけるというのですから、嬉しい限り。

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まずはご覧ください、これが仙台牛のブロック肉です。見事に網目状のサシが入っています。人の手で丹念にマッサージしないと、この霜降り肉にはならないのだそうです。

「まさに農家さんが手塩にかけて創り上げた、食べる芸術品なのです」

と、庄子シェフは目を細めます。

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「特選仙台牛のハンバーグ」は、この見事な仙台牛のみで作られる超贅沢品。しかも、ヒレやロースなど様々な部位を細かく刻み、絶妙なバランスで混ぜ合わせているため、仙台牛の香り・甘み・コク・旨みなどを最大限に引き出すことができるのだそうです。

さて、いよいよ実食とまいりましょう。フライパンで表面を焼き固めた後、オーブンでじっくり火を入れたというハンバーグに箸を入れる。と、次の瞬間、断面からは豊かな肉汁がジュワっと溢れだしたではありませんか。これだけでジューシーさが分かろうというもの。堪らず、口の中へ放り込む……

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……なんという芳醇な香り!

上品にして芳しい香りが口いっぱいに広がって、その奥から肉の旨みと甘みが押し寄せます。しっかりと肉を感じる食感も心地良く、ひと噛みごとに極上の味わいが広がって、豊かな余韻をいつまでも楽しむことができるのです。

さらに、ブイヨンから丁寧に作ったという自家製デミグラスソースをまとわせて食べると、コクと風味が一段と際立って、悶絶するほどの美味しさなのです。

これはもはや「センダイチョップドステーキ」として世界に発信したいほどの完成度。まさに異次元の美味さなのであります。

本場のカリフォルニアロールも絶品!

ランチセットには、ご飯ではなくカリフォルニアロールがついています。本場のカリフォルニアロールは、カニ・アボカド・キュウリを使うのが基本で、これに各店がアレンジを加えて提供するのがニューヨークスタイルなのだそうです。

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この日はトビッコにワサビソースがアレンジされ、トロのような濃厚な味わいとプチプチした食感が絶妙な一品に仕上がっていました。

他にも日替わりのスープ(この日はパプリカの冷製ポタージュ)、サラダ(グリーンサラダのハウスドレッシング)、オーガニックコーヒー(レインフォレスト認定)もしくは紅茶(アールグレイ)、デザート(チーズケーキ)がついた贅沢ランチでした。

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仙台にやってきたら、ぜひとも堪能して欲しい究極のランチです。盛り付けも美しく、ボリュームも程良いので、女性にもお奨めです。

飛び込みでも注文できますが、希少な仙台牛を使っているため、事前に電話して予約しておくと安心です。

f:id:mesitsu_lc:20151029144549j:plain特選仙台牛ハンバーグランチ (2,000円)

もちろん、ディナーも大評判です。あらゆる手法を駆使した新しい多国籍創作料理を毎日提供することで、「何度ご来店いただいても決して飽きさせない」ことがモットーなのだとか。「苦手な食材を外してほしい」「量は少なめで品数は多く」「松島の牡蠣を使ったコース料理にしてほしい」といった要望に柔軟に応えてくれるのも、オーナーシェフのお店ならではの魅力と言えるでしょう。

特別な日に、特別な人と、特別な時間を味わいたいレストランです。

店舗情報

New York 紐育

住所:〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町7-1ベルファース晩翠通りB1F

電話番号:022-265-3155

営業時間:ランチタイム 11:30~14:30、ディナータイム 18:00~22:00

定休日:日曜

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書いた人:

早坂登

宮城県在住のなんでもござれライター。食べる事同様、仕事も好き嫌いなく何でも食らいつき、広告から雑誌、WEBまで幅広く対応できるのが自慢。

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