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2度の流産を経て初めての出産。出産前夜に夫が語った「ありがとう」の言葉

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初めての妊娠の時、6週あたりで受診して妊娠が分かりました。

2週間後に再度受診と言われました。

結婚3年目での妊娠で、そろそろ不妊治療も考えるべきか迷っていたときでした。

まさか自分が流産するなんて思ってもいなかったので、親しい人には妊娠を伝え、舞い上がっていました。

それから2週間後の受診を前に出血があり、受診すると流産の可能性があると言われ、翌日もう一度受診するように言われました。

不安の中、出血は増え、生理のようにナプキンをしないとだめになりました。

腹痛もひどくなり、生理痛より強烈な痛みが襲い、塊が出ました。

赤ちゃんだったんですよね。

翌日、受診して流産と診断され、すべて流れてしまったので処置もほとんどありませんでした。

家に帰ってから泣いて泣いて、主人も早く帰ってきてくれてなぐさめてくれました。

周りに言うのもつらくて、でも家にいるのもつらくて翌日には仕事に行きました。

それから2か月して再び妊娠した時には、周りには言わず8週を越えて心拍も確認でき今度こそと思った矢先、9週で同様の流産でした。

医師からは「不育症」の可能性と「不妊」の可能性、そして精密検査をすすめられました。

私の方の簡単な組織検査をしましたが、異常はみられませんでした。

どちらも妊娠初期の稽留流産で処置はほどんどせずに終わりました。

少し妊娠に距離をおこうと1年近く排卵日の予測等をぜず、自然の流れを待ってみることにしました。

年齢も33歳で焦る気持ちはありましたが、流産のショックもあり産婦人科に足が向きませんでした。

産婦人科には、おなかの大きな妊婦さんもいれば妊娠を知って喜ぶ夫婦もいる。

その光景に耐えられませんでした。

ある日、予定の生理が1週間遅れ、2週間遅れ、3週間になる前に検査薬で確認すると妊娠しているということで受診しました。

心拍を確認しましたが、正直トラウマで喜びより不安が勝っていました。

心拍が確認されても安心できない、越えなければいけない壁がいくつもありました。

ようやく落ち着いたのは母子手帳をもらったときでした。

周りにも伝えました。

家で母子手帳を見た瞬間、うれし涙があふれ、ようやく妊娠を心から喜んで実感することができました。

夫は2度の流産を私の気持ちに寄り添って、ただただ聞き役にまわっていました。

子宮筋腫の手術をしたため帝王切開での出産だったのですが、前日に入院した時に一緒に泊まってくれたとき話してくれました。

「つらかった流産、しかも2度も。でもそれを夫婦で乗り越えてようやく明日会えると思うとうれしいよ。ありがとう。」

つらい気持ちは一緒。でも、言葉に出さずにそばにいてくれて言ってくれたのが感謝の言葉だったのがうれしかった。

そして無事に生まれたその子は現在8か月。

元気にすくすく育っています。

2度の流産の経験がよかったとは思いません。

できることなら経験したくないことです。

それでも、その経験が夫婦そろって子供を大切に育てていこうという気持ちにつながっていると思っています。

著者:ハクナ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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