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妊娠中期に入って突然子宮外妊娠が判明。心の準備もできないままに救急車で運ばれて…

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1人目の妊娠、出産、育児。なんら問題なく過ごしてきたある日、二人目を妊娠しました。

ですが、いつ妊娠したかも、性交日もなにも覚えてない私、病院での問診もしどろもどろ。診察も随分長くかかり「卵巣嚢腫」と診断されました。

その後数回、検診に行き妊娠中期に入るとMRIが撮れるので、一応撮っておきましょうとなり、妊娠中期に入ってMRIを撮ったその夜、急激にお腹が痛み出し目の前が暗くなりトイレで倒れました。

「お腹を壊したにしては変だなぁ」と思いつつ就寝するもなかなか眠れません。

何か体の異変を感じて救急車を呼んでもらいました。

救急車に乗ってから、運ばれるまで意識が朦朧としていて所々しか覚えていません。かかりつけの産婦人科に運ばれるも、なかなか原因がわかりません。

「昨日MRIをやっています」と伝え、その結果を見てもらうと

子宮外妊娠であることが初めて判明しました。

目の前が真っ暗になる…というのはこういうことなのかと思いました。

赤ちゃんが安全であると思いたいばかりに私は無意識にこのお腹の痛みの原因は別のものであると主張し続けていたのです。

何も考えられない私を現実に引き戻してくれたのは若い女医さんでした。

「しっかりして!子供のためにちゃんと治そう!」

そうだ、2歳の娘がまだおうちで寝てるんだ、早く元気にならなきゃ…

手術室に運ばれ、そのまま麻酔され私は「がんばろう!がんばろう!」と思いながら意識が薄れていきました。

とても美味しいものを食べている夢をみました。暖かくて気持ち良い…

ペチペチ頬を叩かれて一気に不快な現実に。喉を通るチューブが気持ち悪くて掻き毟る手を制止され目が覚めました。

ぽっかりと大きな穴の空いてしまったような気持ち、管だらけの自分、面会にくる家族の表情、辛くてたまりませんでした。傷も痛かったけど、こんなに悲しいことがあるのだと、涙を止めることができませんでした。

気持ちが少し建て直せたのは、翌日娘の写真を病室に飾ってからです。

目標が出来たというか、このまま泣いてばかりじゃだめだ!と思えるようになりました。

意識が戻った時「今は無理だけど体が少しずつ元気になると、心も元気になってくるから」と医師に言われましたがその通りで、早く家に帰って娘と生活したい!と入院生活を積極的に過ごしました。

入院は10日かかりました。

退院間際に、手術の内容と今後の説明を医師から受けましたが、そんなショックな状況ですからきっちりと理解できないものですね。今後こういう機会があったらメモや音声録音をするなどしようと反省しました。

ショックだったのは、妊娠中期だったので死産届やお葬式が必要だったことです。

赤ちゃんを見ますか?と聞かれましたが…自分の精神状態に自信がなく辞退しました。

その判断は、今でも正しかったのかどうなのかわかりません…

さて、私の理解出来なかった手術内容ですが、この子宮外妊娠の手術をした5年後、妊娠が判明し妊婦生活が不安だったので手術内容と体の状態の説明を受けに病院へ行き、やっと理解出来ました。

卵巣嚢腫により、子宮外妊娠の判断がつかなかったこと。その子宮外妊娠していた部分がたまたまMRIをやった夜破裂したこと。それにより母体の命が危なく手術となり赤ちゃんを取り除き、ついでに卵巣嚢腫も心配だったので1つ卵巣を取ったこと。

この状態で自然妊娠したことは素晴らしいということ。

妊婦生活は支障なく送れること…

改めて大変な経験をしたのだな、と感じました。

子宮の中にいるかどうか?というのは初期段階から確実にわかることらしいのですが、私の場合は色々な偶然が重なり、また、子宮の外で赤ちゃんが育ち続けるというレアケースだった為、このような事態になったようです。

悲しく恐ろしい経験をした後の妊娠は、とても慎重になりましたが、無事男の子を出産しました。

上の娘とかなり歳が離れてしまいました。とてもとても可愛がってくれています。

出産は病気ではないので、なんら問題なく楽しい妊婦生活を送れる方々も多いです、私の最初の出産もそうでした。

でも、赤ちゃんは必死で生まれようとお腹の中で頑張ってるし、母体だって命を削って生み落とすんです。

妊婦生活は楽しみながら慎重に生活するものだと3回目の妊娠でやっと考えられるようになった私でした。

著者:みぃまま

娘は小学生、仕事に初めての育児に保育園に!とバタバタと時が経ち、息子の出産前に仕事を辞め、専業主婦に。子育てベッタリの生活を今は楽しんでいます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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