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食後に歩くと、どうして横っ腹が痛くなるの? その不思議なメカニズムとは!

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食後に歩くと、横っ腹が痛くなる……。誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。痛いのは決まって左脇腹で、走るともっと痛くなるけれど、何もしなくても勝手に治る……。今回はこの謎めいた症状のメカニズムについて、医師に解説してもらいましょう。

■ 痛みを感じる原因は?

痛くなる原因、それは脾臓(ひぞう)が収縮するためです。

「脾臓」という臓器は、身体の左側、胃のちょうど裏辺りにあります。身体のばい菌をやっつけたり、古くなった血液を壊したりする役割があります。たくさんの血液が流れ込んでいるため、身体の中の血液の量を調節するのにも重要です。

食事をした後は、消化吸収のため、たくさんの血液が腸に流れ込みます。しかしこの状態で走ったり運動をしたりすると、全身の筋肉により多くの血液量が必要になるため、脾臓を収縮することで、筋肉に回る血液量を保つ働きが起こります。これが、痛みの原因です。

■ 「脇腹が痛い」と頭が勘違いしている!?

しかし、胃や腸が収縮しても痛みを感じないのと同じように、実は脾臓が収縮してもそれ自体が痛くなるわけではありません。それは脾臓の収縮を頭が勘違いして、脇腹の痛みと認識しているのです。これを「関連痛」といいます。

例えば心筋梗塞になった際に、心臓以外にも肩や顎が痛いと訴える患者さんがいますが、これも関連痛の一つです。

【医師からのアドバイス】

この痛みが身体にとってよいか悪いかといえば、あまりよくないですよね。食事で摂取したものを適切に消化吸収するためには、腸管に十分な血液を流してあげることが必要です。その際に無理をすると、消化不良や下痢などの原因になります。

食後はゆっくり過ごすこと、そして痛みを感じたら運動をやめること。この2つを意識することがとても大切ですよ。

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