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甘利議員が「睡眠障害」で1か月の療養 「それぐらいで休むな」と批判する人は社畜なのか

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現金受取問題で引責辞任した自民党の甘利明・前経済再生相が「睡眠障害」と診断され、1か月の療養に入った。睡眠障害は日本人の5人に1人が苦しんでいるというが、ネット上では「それぐらいで休むな」といった辛辣な言葉が一部から出ている。

これまでの報道をまとめると、甘利氏は1月28日に辞任以降、衆院本会議を欠席。野党側が自民党にこれを問いただしたところ、甘利氏は睡眠障害により「1か月間の自宅療養」が必要だとする診断書を提示した。すでに自宅で療養しているという。
民主議員も「安倍首相の睡眠障害を勝ち取ろう」と発言し釈明

厚生労働省のサイトによると、睡眠に何らかの問題がある状態のことを広く「睡眠障害」という。症状は多岐にわたり、自覚できるものとしては、寝付けない、朝早く起きてしまうといった不眠のほか、日中眠くて仕方がないといったものがある。

国内では一般成人の約21%が不眠に悩んでおり、約15%が日中の眠気を自覚しているという調査結果もあり、「成人の5人に1人、つまり1500万~2000万人の人が不眠に悩んでいると推計されます」としている。決して珍しくない病気だ。

ストレスによって発症することもあり、甘利氏の場合も野党やマスコミの厳しい追及が原因になっているのではないかと見られる。ただ、ネット上では厳しい声が相次いだ。国会議員なのだから「睡眠障害ごとき」で休むのは許されない、というのだ。

「睡眠障害ぐらいで休むなら 国の激務などすいこうできるか!議員をやめろや」
「世の中には汗水流して、夜も寝ずに働いてる人達が沢山おるぞ」
「この前、辞任した大臣さん、睡眠障害で1ヶ月休養だって。ストレスで眠れなくても、仕事を休めないサラリーマンとは違うねぇ」

さらに民主党の中川正春元文部科学相も16日の代議士会で、「いよいよ攻勢を掛けていきたい。安倍晋三首相の睡眠障害を勝ち取ろう」と発言。その後「表現が誤解を招いたとすれば、取り消したい」と釈明したが、完全に睡眠障害がネタにされてしまっている。
「睡眠障害ごときとかいう奴は2時間睡眠で1か月働き続けてみろ」

一方で、こうした声が出るのは「社畜大国日本」の象徴という指摘も多数出ている。睡眠障害は放置しておくと、うつ病などの他の病気を併発する可能性もある。そのため、

「『睡眠障害って、サラリーマンならクビだぞ』と言ってるブラック企業の社畜さんたちは、『睡眠障害 休職』でググってから呟いたほうがいい。自分がいかに社畜かを再認識できるだろうから」
「社畜根性染み付いてる輩がぶーぶー言ってるけど、そんなんだから睡眠障害超えて鬱だのなんだのしまいにゃ取り返しつかないことにとかなるんだよ」

という書き込みも寄せられていた。日中に眠くなってしまう過眠症に悩まされている人も、当事者の立場から憤るツイートをしている。

「睡眠障害ごときとか言ってる奴はあれだ、会社行く二時間前に寝て時間になったら無理矢理起きて仕事行ってそのまま仕事終わらせて帰っても寝ずにまた会社行く二時間前になったら寝てって生活を一ヶ月位続けてみろ」

ただし甘利氏に批判の声が出る背景には、これまで幾多もの国会議員が、自分に都合が悪くなるとタイミングよく病気になり、ほとぼりが冷めるまで療養と称して雲隠れしてきたという経緯もある。

甘利氏の睡眠障害が、実際のところどの程度深刻なのかは不明だが、とりあえず今は休んでもらい、復帰したときに手を緩めずに再び追及するのが肝要だろう。

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