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【DNA Diet and Lifestyle】vol.7: 《番外編》親が怒れば怒るほど、子どもの成績は下がる!

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【DNA Diet and Lifestyle】vol.7: 《番外編》親が怒れば怒るほど、子どもの成績は下がる!

悪い点数を取ってきたら、どう対応する?

皆さんはお子さんがテストで悪い点を取って帰ってきたとき、どう話しておられますか?あるいはどう思われますか?

1. なんて点を取っているの!ちゃんと勉強しなくちゃダメでしょっ!!と怒鳴る。

2. あらあら。まぁ、今回はもうすんだこと。次は頑張ってね!

3. ふーん、まぁ塾をやめないだけましか。

私は小学生の時はテストの点で怒られた記憶がありません。ただ、「勉強しなさい」と言われるのは嫌でした。「今からやろうと思っていたのにやる気がなくなった!」とブツブツ思っていたのは覚えています。当然、結果として勉強しないわけです。こそこそと本を読んだり、漫画を読んだりしていました。

我が息子も、「宿題をしなさい」というと、小生意気にも「そんな風に言われたからやる気がなくなった」、などといいます。「言わないと全然しないじゃないの!」と怒るわけですが、子供にしてみれば、やはり押しつけられると嫌になりますよね(反省)。

押しつけられるのは、悪いストレス!

さて、この「押しつけられる」というのは「悪いストレス」でもあります。

「悪いストレス」は脳の記憶を司る「海馬(かいば)」に最も強い悪影響を与えるものの一つです。戦場で、震災で、犯罪などに巻き込まれ怖い思いをしてなかなか精神的に立ち直れないという状態になることをPTSD(心的外傷後ストレス障害)と言います。

記憶障害も症状の一つですが、PTSDのような極端なことでなくても、「悪いストレス」とは記憶障害の重大な原因です。呆けを予防するためにはストレスを避けることが何より大事なのも同じことですが、子供の勉強でも同じでしょう。

テストの点が悪かったとき、もしお子さんが思い浮かべるのがご両親の怒った顔だったら、それはとても「悪いストレス」を子供に与えていると言えます。そして、子供の海馬を攻撃し、成績を悪くさせているわけです。

つまり、「親が怒れば怒るほど子供の成績は下がる」というのが医学的な見解です。

言い替えれば、子供の成績が下げたいのならば別ですが、テストの点に関しては、親が感情的に怒るのは百害あって一利なしです。

せめてテストの点については、怒らない。

私もいつも「宿題やって!」と悪いストレスを息子に与えていますが、せめてテストについてだけはどんなに悪くても怒ってはいません。(もちろん、高学年になったとき、今の姿勢が維持できるかどうか、自信はありません)。例えそれが目が点になるような結果であっても。「あらら~」程度です。ですので、息子はひどい点のテストを楽しそうに眺めています。親としては複雑な気持ちですが(苦笑)。

ちなみに私の最低得点は高校生の時の数学の4点。実は0点で返却されたのですが、式が正しいから4点のはずだ、と言い、4点にしてもらいました(爆笑)。すでに高校生でしたので親に報告することなく終わりましたが、もうちょっとなんとかせねば、とは思いました。

まぁ、4点でもそれなりに生きてこられましたので、子供のテストの点なんて、親が気にしすぎると人生に悪影響を与えるのみかもしれませんね。

~医師:松本 明子~

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