ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

【米ビルボード・アルバム・チャート】フューチャーが2作品連続No.1獲得、ウィズ・カリファが6位に初登場

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 次世代を担うラッパー、フューチャーの新作『EVOL』が首位デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 昨年7月にリリースした『DS2』から、1年経たずしてリリースされた、フューチャーの4thアルバム『EVOL』。初動枚数は13万枚を突破し、前作に続く自身2作目の首位獲得、ドレイクとのコラボ・アルバム『(ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ』(2015年)を含めると、通算3枚目のNo.1アルバムとなる。

 驚くのは、本作からプロモーションとしてリリースされた先行シングルが、1曲もないということ。また、アルバムにクレジットされているゲストも、「キャント・フィール・マイ・フェイス」などのNo.1ヒットを放った、ザ・ウィークエンドのみで、トラックもほぼ、自身が全曲を担当し、独走状態でのリリースだったということだ。大掛かりなプロモーションをしたわけでもないのに、週間セールスが10万枚を突破するということは、フューチャーの人気を物語った証拠だ。

 2位に再びアップしたアデルの3rdアルバム『25』は、今週も12万枚の週間セールスを獲得し、全米でのセールスが800万枚を突破した。また、2月16日(海外時間15日)に開催された【第58回グラミー賞】での見事なパフォーマンスを受け、次週以降はさらに売上を伸ばすことが予想される。夏を迎えるまでに、ダイヤモンド・アルバム(1000万枚)に到達することも、期待できるだろう。

 一方、新たな試みで新作を発表した、リアーナの『アンチ』は、先週の首位から3位にダウン、今週の週間セールスは10万枚に届かなかった。また、【第58回グラミー賞】でのパフォーマンスを予定していたリアーナだが、体調不慮により急遽ステージのキャンセルが発表され、会場を途中で後にした。パフォーマンスが行えなかったことで、アルバムへのセールスにも大きく影響を及ぼすだろう。

 <年間最優秀アルバム>を受賞したテイラー・スウィフトの『1989』は、今週の位から、次週は一気にTOP3入りする展開も期待できる。また、R&B2部門で受賞した、ザ・ウィークエンドの『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』や、ラップ部門など5部門で受賞した、ケンドリック・ラマーの『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』も、返り咲きのTOP10入りが濃厚。【グラミー賞】効果が、次週以降しばらく続くことが予想される。

 先週の16位から4位に浮上したコールドプレイの『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は、ビヨンセ、ブルーノ・マーズと共に、スーパーボウルのハーフ・タイム・ショーでパフォーマンスを披露したことで、売上を伸ばし返り咲きのTOP10入りとなった。そのビヨンセは、すでに完成しているとも囁かれている新作から、先行シングル「フォーメーション」を同ハーフ・タイム・ショーで披露し、2月6日にはビデオも公開されたことで、次週のシングル・チャートで上位デビューが予想される。

 6位には、ウィズ・カリファの6枚目の新作『カリファ』が初登場。ゲストには、人気ラッパー、トラヴィス・スコットやジューシー・J、リコ・ラブ等が参加していて、昨年の年間チャート3位をマークした、大ヒット曲「シー・ユー・アゲイン」とは対照的な、ポップ・シーンを退いたかのような本格志向のヒップホップ・トラックが揃っている。尚、「シー・ユー・アゲイン」は本作に収録されていない。

 7位には、人気コンピ盤『ナウ』シリーズの57作目がデビュー。今作には、ジャスティン・ビーバーの「ソーリー」や、ザ・ウィークエンドの「ザ・ヒルズ」といったNo.1ソングから、アリアナ・グランデの「フォーカス」、セレーナ・ゴメスの「セイム・オールド・ラヴ」、アレッシア・カラの「ヒア」など、最新のTOP10ヒットが網羅されている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、17日22時以降となります。

関連記事リンク(外部サイト)

2月27日付 The Billboard 200 全米アルバムチャート
2月27日付 Billboard Hot 100 全米シングルチャート
【第58回グラミー賞】さきほど終了した“世界最高峰の音楽の祭典”をまとめてレポート

Billboard JAPANの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP