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あたりまえに注文している「新子焼き」って何だ! 北海道の旭川市で愛されるご当地メニュー

あたりまえに注文している「新子焼き」って何だ! 北海道の旭川市で愛されるご当地メニュー f:id:mesitsu_lc:20151130161903j:plain

仕事帰りにちょっと一杯。

焼鳥屋さんは全国にありますが、この街ではちょっと変わったメニューが市民に愛されています。

その名も「新子焼き」。

常連さんは何の疑問も持たずに、席に座るやいなや、このメニューを注文するのです。家族が集まれば、そこに「新子焼き」があるのも珍しい光景ではありません。クリスマスには朝から晩まで1000人前を焼くというから驚きです。

同じ北海道でも旭川市だけで通じるメニューで、数キロ離れた街では一切通じなくなるというローカルなB級グルメをご紹介します。

老舗の焼鳥屋さんで味わう

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旭山動物園が一世風靡した旭川市。

札幌のススキノに次ぐ、北海道第2の繁華街ということで、観光客で賑わう界隈ですが、雑踏から少し離れたこの小路には地元の人ばかりが集います。

その名も「ふらり〜と」。

昔は焼鳥屋が軒を連ねていたことから「焼鳥通り」とも言われていたそうです。

旭川市の焼鳥屋さんの多くで「新子焼き」というメニューが提供されており、この全長200メートルほどの小さな「ふらり〜と」の中にも「新子焼き」を味わえるお店が数軒あるそうです。

その中でも老舗の「ぎんねこ」さんにお邪魔しました。

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看板のタヌキが通行人を監視しています。

店の外までモクモクと焼鳥を焼く美味しい香りが。これは素通りなどできません。

飲兵衛の天国のような店内

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昭和25年創業。この雰囲気、なかなか出せるものではありません。何人もの酔っ払いが何杯ものグラスで磨いたかのようなカウンター。

焼いている様子が見える最高の席に座れました。炭火がパチパチと鳴っています。

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ちょっと落ち着いて作戦会議

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ここでいきなり「新子焼き」を頼んでも良いのですが、お楽しみは最後派ですので、まずはお店の人気メニューを注文しました。店内は地元の人ばかりで大にぎわいです。

鶏もつが登場

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美しい! これは名店の予感がプンプンするではありませんか。

1串110円、タレで注文しました。焼鳥が焼きあがるステージを最前列で観戦しながらビールを流し込みます。

ガソリンが入ったところで、今日の本題、いっちゃいますか!

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すいません、「新子焼き」をお願いします

店主を含め、常連さんにとっては日常の光景かもしれませんが、「新子焼き」が何なのかもわからない旭川以外の人からすると、注文もドキドキです。

「塩とタレどちらにしますか?」

「それじゃあ…タレでお願いします」

30分ほどかかりますからね。そう言って網の上に鳥の半身をドカンと置いたのは、店主の久保さん。

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