体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

スポーツ選手の選手寿命が伸びたのはなぜ?影の立役者は実は…

スポーツ医科学、リハビリ、栄養学などすべてが進化

 

2015年10月、最後まで第一線で戦ったプロ野球の山本昌投手が50歳で現役を引退した。

 

50歳という年齢の高さに驚いた人も多いのでは?

 

ほかにも、サッカー・三浦知良選手は47歳、スキージャンプ・葛西紀明選手は43歳など、日本スポーツ界で40歳を過ぎても活躍する選手は、ここ20~30年で着実に増え続けている。

 

一体、どうしてなのだろうか?

 

スポーツ選手の選手寿命が伸びたのはなぜ?影の立役者は実は…

 

日本男子レスリングのオリンピックメダリストやサッカー・Jリーグのトレーナーを務め、現在は了徳寺大学の健康科学部整復医療トレーナー学科の教授である野田哲由先生にその理由を伺った。

 

「まずはスポーツ医科学の進化ですね。例えば『タバタ式トレーニング』を知っていますか?

 

自転車こぎなどの運動を20秒間全力で行い、10秒間休むことを何回か繰り返すと、持久力や瞬発力アップにとても効果があることがわかっています。

 

このトレーニング方法はトレーニング先進国のアメリカでも研究・評価され、日本に逆輸入されたほどです」

 

今、トップアスリートと大学などの研究者が協力して「なぜそのトレーニングをするのか」「本当に効果があるのか」といった研究が盛んに行われ、トレーニングの理論や手法はますます進化しているそうだ。

 

また以前はケガや故障をした後の治療やリハビリが十分できず、引退を強いられる選手が多かった。

 

これについても技術やノウハウが蓄積され、復帰できるケースが増えた。

 

スポーツ選手の選手寿命が伸びたのはなぜ?影の立役者は実は…

 

さらにスポーツで力を発揮するための栄養面の研究や、プレッシャーやスランプに打ち勝つためのメンタルトレーニングのノウハウも普及している。

 

「こうしたことを背景にセルフケアできる選手が増えたことが、実は選手寿命が伸びた一番の要因だと思います。実力を高めるために必要な勉強をし、練習メニューや栄養管理のプランを自分で考え、ストイックに実践できる選手は長く続けられるのです」

 

自己管理できる選手を育てる「教育者」=トレーナー

 

野田先生は、「自己管理できる選手」が増えた背景には、スポーツトレーナーの果たす役割も大きかったという。トレーナーの仕事というと、ケガのケアやマッサージ、練習計画の立案などをイメージする人が多いかもしれない。

 

でも本当に重要な仕事は、選手のマネジメントと教育だという。

1 2 3次のページ
スタディサプリ進路の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会