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赤ちゃんを持つママにありがちな「睡眠の中断」 カラダへの負担がすごかった・・・(研究結果)

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まったく寝ないことは、もちろん体に良くありません。でも、もっと気をつけるべきは夜中に何度も起こされてしまうことなんだとか。「Spirit Science」ライターTHOMAS氏が訴えます。生まれたばかりの赤ちゃんがいるママ、とくに要注意です。

眠りを中断させられることは
眠らないこと以上に悪かった

言うまでもなく、睡眠は私たちの健康を保つためにとても重要なこと。寝る時間を十分に摂れていなければ、疲れが溜まりイライラしたり、あらゆる悪影響が態度になって表面化してきます。

ところが、睡眠不足よりも、さらに体にわるい影響を及ぼすことが、心理学の研究でわかってきたそう。それは、「眠りを中断させられる」こと。

注意力散漫になり
徐々にイライラモードへ突入

イスラエル、テルアビブ心理科学大学のAvi Sadeh教授と彼の研究チームは、眠りを中断することが全く眠らないことよりも肉体に悪影響を及ぼすという、新たな研究結果を示しました。

Sadeh教授は睡眠の「中断パターン」と集中力の短縮、ネガティブな気分、さらに認知能力の障害との間に何らかの因果関係があると述べています。

「新生児の親は、夜中に赤ちゃんが泣きだしたら世話をしなければなりません。つまり、眠りを中断せざるを得ない状況にありますよね。さらに医師をはじめ、職業によっては夜中に緊急の電話対応を受ける必要もあります。こうした度重なる睡眠の中断は、自然な睡眠リズムを大きく崩すものなのです。たとえ、それが5分〜10分前後の比較的短いものであったとしてもです」

これまで夜中に睡眠を中断されることが、人間の感情や脳にどういった影響を及ぼすかについての研究はなされてきませんでした。今回のSadeh教授らによる研究で、はじめて認知能力や感情に与える影響に向き合うこととなりました。

一晩に平均3〜10回起こされる
ママたちのイライラは最高潮?

学生ボランティアを対象に行われた実験では、被験者たちに目が覚めている状態と眠っている状態を検知できる時計を身につけさせ、彼らの自宅での様子をモニタリング。睡眠中に電話で起こし、パソコンを使った軽作業を実施。

そうして彼らの気分と作業効率を分析した結果、睡眠を中断されることで注意力も作業効率も低下し、徐々に不機嫌になることが明らかに。

「私たちの研究は、たった一晩睡眠を中断される影響がどれほどのものかということを示しているにすぎません。この影響が積み重なれば、新生児の親にとって大きな負担になることは分かりきっています。新生児の親は、赤ちゃんが夜泣きをやめるまでの間、一晩に平均して3回〜10回は起きると言われています。その生活が数ヶ月間続くのですから。子どもによって親の睡眠は大きく妨害されると言わざるを得ません」

Sadeh教授は中断睡眠の弊害を、睡眠が中断されることの身体的な影響に加えて、最悪の場合、親が子どもに向けて「怒り」を募らせてしまうことにあると強調します。そして、自らの感情に罪悪感を抱くようになると。

過去50年間、睡眠に関する研究はおもに「睡眠不足」の問題に焦点を当てたものでした。ですが、眠りを中断されることについての研究はまだ、はじまったばかり。

眠りを中断されることは、日々の生活のなかで頻繁に起こる現象。こうしたダメージを改善する手立てに科学や臨床実験が、ようやく動き出したことは、これからママになる多くの女性たちにとっても明るいニュースと言えるかもしれませんね。

Licensed material used with permission by Spirit Science

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