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子宮口が開かない!難産の果て、先生が力一杯私のお腹を押した…その時、異音が!

子宮口が開かない!難産の果て、先生が力一杯私のお腹を押した…その時、異音が! f:id:akasuguope03:20150918064530j:plain

「もうすぐ待望のわが子に会える!」

陣痛の痛みを呼吸法などで逃している間、誰もがそうやって自分を励まし、なんとか一回、一回、陣痛の波を乗り越えているのだと思います。

私の第一子の出産は、34歳の時のことでした。

高齢出産ギリギリです。

入院時までの流れは、深夜0時ごろ、おしるしから始まり、そこから自然と陣痛が来て、軽い陣痛、かなり痛い陣痛、痛みの間隔も狭まったり、長くなったりと、不規則ながらも朝にかけて少しずつ、陣痛が強くなってきました。

ほぼ眠れず、お昼過ぎまで我慢し、病院へ行くと、子宮口が、4~5cmと言われました。

「きっと今日中には赤ちゃんに会えるんじゃない?」

午後2時、その時の助産師さんのお言葉でした。

「今日会えるのかな」

出産は怖いけれど、やっぱり早く会いたい…。

ですが、午後6時になっても、子宮口は5cmから変化がありませんでした。

助産師さんが、リラックスする事が大事よと、アロマフットバスを用意してくれました。

確かに足があたたまって、とっても気持ちイイですが、子宮口には変化がありません。

午後8時ごろ、

「お風呂に入ると一気に子宮口が開く人がいるのよ」

と、LDR内にある広々としたお風呂にアロマバスを準備してくれました。

この時間になると、かなり陣痛が強くなっており、痛みも強かったですが、湯船の中では身体もふわふわして、少し楽な気がしました。

もともとお風呂が大好きなこともあり、2時間近く入浴し、助産師さんに

「さすがにそろそろ上がろうか、水中出産になっちゃったら大変だから(笑)」

と言われ、お風呂から上がりました。

その後、子宮口の確認をした助産師さんの顔は怪訝な表情をします。

不安になり

「どうですか?」

と聞くと、

「おかしいわ。こんな事ってあまりないんだけれど、、、まだ5、6センチといったところなの」

それを聞いた私は、早くも心が折れそうになりました。

子宮口が全くと言っていいほど、変化せず開いてくれないんです。

その頃、主治医の先生が一度顔を出し、

「大丈夫よ、不安にならなくても。初産なんだから、普通だから安心してね」

と声をかけてくれていましたが、そこから私の長い夜は始まりました。

午後11時ごろから、通っていたマタニティヨガで教えてもらっていた呼吸法なんてどこかへ飛んでいきました。

「ウキエィエェウェエエ~~~!」

時々、謎の雄叫びをあげてしまう痛みです。

日付も変わり、午前3時。

助産師さんが

「なんとか8センチ位まで来ました。もう破水させましょう」

「どうやって?」

と思ったと同時くらいに、あったかい海がお腹から流れ出たのかと思いました。

「ここ和室のLDRなのに、流れ出た羊水はどこにいったの~??」

痛みに耐えながら、そんなどうでもいい心配をしてしまいました。

そこからは助産師さんが、手で子宮口をずっとマッサージしていたんですが、これがまた、めちゃくちゃ痛いんです。

どうやら助産師さんが子宮口を広げようとしてくれていたようですが、痛いのなんのって…。

「目標5時ね!」

と言われましたが、あと2時間もこれが続いたら耐えられるか自信がない…。

(もう帝王切開を…)

この頃から、帝王切開がよぎっていました。

その目標時間の5時が過ぎても、まだ子宮口全開になっていませんでした。

看護婦さんが時々LDRに顔を出して、助産師さんに

「先生よびますか?」

と聞くんですが、その度に

「まだいいです~!」

と答えているのが、本当につらかったです。

午前6時過ぎ。

「かなり強い陣痛が来てるんだけど、赤ちゃんが下に降りてきてないから、促進剤入れます」

と言われ、

(これ以上の陣痛が来たらどーなるんだ!)

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