猫ブームも到来! シンガポールの最新トレンドランキング

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世界でもアジア有数の先進国として知られるシンガポール。東京23区とほぼ同じ大きさながら、高級ホテルにカジノなどの娯楽施設、数多くのショッピングモールなどが点在する一方、世界中の企業や金融機関が集まる都市国家です。

日本の影響アリ? シンガポールの最新トレンドランキング

TNCアジアトレンド総研がアセアン主要6か国を対象に行った2015年度のトレンドランキングをもとに、シンガポールの最新トレンド事情をお届けします。

日本の影響アリ? シンガポールの最新トレンドランキング

5位:癒されたい人が急増中!? 「猫ブーム」

日本からの猫カフェブームの到来、昨年1月の猫の博物館「The Cat Museum」がオープンするなど、猫ブームが盛り上がりを見せています。博物館ではシンガポール国内の猫の歴史を展示しているほか、猫の里親募集、猫グッズの販売なども。動物虐待防止協会「SPCA」への注目も高まっていると言います。

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4位:タクシー配車アプリ「Uber」

所有権の購入が必要となるため、車が驚くほど高額なシンガポール。このため、「MRT」と呼ばれる電車や国内を網羅するバスと並び、タクシーは庶民の足として欠かせない交通手段のひとつです。通勤や帰宅ラッシュ、金曜の夜など予約困難なタクシーに競合するサービスとして、アメリカ発の配車アプリ「Uber」の利用者が急増しているそうです。

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3位:お惣菜も人気! 日本食がより身近に

友人との集まりの際や会食など、これまでは少し敷居の高いイメージを持つ人も多かった日本食。昨年9月末には日本食総合センター「エンポリウム食品」がオープン、日本企業や国内の自治体のプロモーション活動により、和食の総菜や弁当を家で食べる人が増えているようです。シンガポールは共働きの家庭がほとんどなので、中食はかなり便利な存在と言えるかも。

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(C) facebook/Emporium Shokuhin

2位:環境に配慮した緑溢れるオフィスビル

ビジネス地区ラッフルズプレイスに誕生した、エコなオフィスビル「キャピタグリーン」。外装の5割を緑化、雨水をリサイクルして植物の水にあてたり、スカイガーデンを設けたりするなど、オフィスビルとしては初の緑あふれる建物が誕生しました。ちなみにこのビル、風水に基づいて計画されているそう。シンガポールでは建物を計画する際、風水学を取り入れることも少なくないのだとか。

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1位:建国50周年を記念した「SG50」

イギリスから自治権を獲得後、1963年にマレーシアの一部に。その2年後には独立国家となったシンガポール。昨年は建国50周年を迎えるイベントや、シンガポール人・外国人労働者に関係なく「2015年支払い分の個人所得税を半額」など、国中を挙げて盛り上がりを見せました。昨年は奇しくもシンガポール繁栄の基礎を築いたリー・クアンユー氏の他界と重なり、節目の1年に。

日本の影響アリ? シンガポールの最新トレンドランキング

今から7〜8年前のこと。自動車レース「シンガポールグランプリ」の初開催や、カジノや複合リゾート施設「マリーナ・ベイサンズ」などが建設されるなど盛り上がりを見せていた時期に、筆者はシンガポールで暮らしていました。その当時でさえ「近代化の波が押し寄せている」と感じていたものの、現在のシンガポールは、浦島太郎状態になりそうなほど超近代的! 

シンガポール経由で国内にブームが到来する日も、そう遠くはないかもしれませんね。

[ASIA Trend Lab.]
[CapitaLand]
[Photos by Shutterstock.com]

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TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

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