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PCウイルス博物館で感染疑似体験

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パソコンの機能がどんどん進化しても、永遠になくなる気配がないのがコンピュータウイルス。データを破壊したり、画面からメッセージが消えなくなったり、時にはパソコン自体が動かなくなったりと、とにかく迷惑な存在だが、それらを集めた「ウイルス博物館」がネットに登場し、話題となっている。

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非営利団体Internet Archiveが運営するデジタルメディアのアーカイブサイト内に、2月5日、「The Malware Museum」というコーナーが公開された。こちらはフィンランドのソフトウェア会社・エフセキュア社のミッコ・ヒッポネン氏が設置したもの。「Malware(マルウェア)」は、「malicious」(悪意のある)と「software」を掛けあわせた言葉で、コンピュータウイルス、スパイウェア(利用者の個人情報などを収集し、特定企業などに送信する)、ワーム(コンピュータのメモリで自身のコピーを作成して他のコンピュータに拡散、多くのコンピュータ上に蔓延する)などを総称したものだ。

サイトでは1980年代から90年代にかけて世に登場したウイルスを、障害を起こす機能を制限して紹介している。ウイルスを選んでボタンをクリックすると、感染した際にPCのデスクトップに表示されるアニメーションを閲覧したり、感染を疑似体験したりすることも可能。サイケ柄の模様が乱反射しているかのように揺れる「LSD.COM」、「大麻合法化」というメッセージが表示される「COFFSHOP.COM」、稚拙なヨットと太陽の絵が動く「MARINE.COM」など、どれも時代を感じさせるものばかりだ。

ウイルスといえば嫌われものだが、このサイトで紹介されているものは実害がないとあって、ツイッターには、

「昔のウイルス・マルウェアはいたずら以外の何物でもなかったなぁ」
「もうインターネットも“歴史”が語られる時代になったということなんだなぁ」
「昔のウィルスってこんなのばっかだったよなぁ」
「確かに懐かしい古き良き(?)時代の産物、この位自己主張が強いウイルスならば早期発見、早期対策しやすく情報漏洩を防げるんだろうなぁ」
「昔のコンピューターウイルス制作者は愉快犯で自己顕示欲いっぱいだったから、今からすると本当に牧歌的だったなあ(郷愁)」

と、妙な感慨にふけるコメントが登場。また、

「リンク踏んだらディスクドライブ出し入れしたりPC再起動させられるブラクラとかハスコラ見続けたら目的の画像が・・・とかに騙された世代」
「90年代後半は国際電話にダイアルアップさせるのが流行ったな」
「クリスマスとかにいっきに来るんだよなぁ…wで、画面崩れてくとア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛って叫びながら案外前と崩れ方違うなとか思ったり」

など、感染した思い出を懐かしく語る人も現れている。しかし昨年末にもファイルの拡張子を改ざんして使用不可にするという「vvvウイルス」が話題になったばかり。「マルウェア博物館」のコレクションは、今後もどんどんと増え続けることになりそうだ。
(金子則男)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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