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ブルックナー没後120年、交響曲ツィクルス全曲演奏をバレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンが短期間挙行中

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 東芝グランドコンサート35周年特別企画、ダニエル・バレンボイム指揮とピアノ、シュターツカペレ・ベルリン~ベルリン国立歌劇場管弦楽団によるブルックナー・ツィクルスが東京・サントリーホールにて2月9日にスタートした。

 シュターツカペレ・ベルリンは、ドイツ・ベルリンを本拠地とするベルリン国立歌劇場附属のオーケストラ。これまでにリヒャルト・シュトラウスやヘルベルト・フォン・カラヤンなどが音楽監督を務めた、ドイツ名門歌劇場のオーケストラだ。現代屈指のピアニスト、バレンボイムは2000年に終身首席指揮者として任命されている。

 今回のダニエル・バレンボイム指揮とピアノ、シュターツカペレ・ベルリンというコンビでの来日は実に9年振りとなる。1月31日の仙台公演、大阪公演、名古屋公演を経て、没後120年となるブルックナーの交響曲ツィクルスを、東京公演において短期間で挙行。これまで日本クラシックコンサート史上どの外来オーケストラも達成していない歴史的偉業に挑んでいる。

 2月9日のツィクルス第1回目から現在連日1番ずつの披露を終えたところ。ブルックナーの交響曲の中でも初期3番についてはナマの演奏に相まみえる機会は希少なだけに、ブルックナーファンはもちろん、オーケストラファン、クラシックファン垂涎の演奏会となったのではないだろうか。もちろん、バレンボイムの弾き振りによる円熟のモーツァルトのピアノ協奏曲も聴き逃せない。包み込むような柔らかさ、輝き、そして上品な透明感のある音色がオーケストラと完全に一体となって波打つ様は、弾き振りならではの妙技を存分に味わわせてくれる。

 全曲制覇と意気昂然として9公演に望んでいるファンはもちろんのこと、今日この公演を知っても残りまだ6公演。この歴史的コンサートの席に同席するチャンスは存分に残されている。寒暖差激しい気候だが体調を整えてその偉業に臨みたい。
text by yokano / photo (C)Rikimaru Hotta

◎公演概要
2016年2月9日(日)~2月20日
東京/サントリーホール
管弦楽: シュターツカペレ・ベルリン~ベルリン国立歌劇場管弦楽団
指揮・ピアノ: ダニエル・バレンボイム

more info:http://www.t-gc.jp

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