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今注目のスウェーデン料理!代表的な料理14選とお店情報

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Photo credit: Aoi Nagamine「Stockholm女子旅」

TRiPORTライターのさとりんです。
最近日本では、北欧雑貨や家具が流行っていますよね。シンプルなのにかわいらしさがあり、大人かわいいとはまさにこのこと! 
スウェーデンには、世界一美しい首都とされるストックホルムや、北部に広がる大自然、ガラスの王国など見所がいっぱい! それと同じように食に関しても、スウェーデン料理は魅力がいっぱい詰まっています。
現在、美食家をはじめ、世界中から注目されているスウェーデン料理を含む北欧料理。これから、スウェーデン料理にも人気に火が付くかもしれません。
そこで今回は流行を先取りして、スウェーデン料理について学んでいきましょう。現地のおすすめレストランの情報もご紹介します!

スウェーデン料理について

昔スウェーデンでは、新鮮な素材を手に入れることが困難だったため、ジャガイモ、根菜類、豚肉、イワシなどの簡素な材料を使用することが多く、スウェーデンの伝統料理はこれらの食材を煮たり、蒸し焼きにするのが代表的な料理となっています。
また、スウェーデンは豊富な乳製品に加え、パンの種類も豊富です。ライムギ、大麦、全粒粉、燕麦を使用したもの、白や黒い生地のものなど、いろんな形や大きさをしたたくさんのパンがあります。
また、スウェーデンの伝統料理では対照的な味の組み合わせをすることが多く、ミートボールには、苔桃のジャムを添えて食べるのが代表的な食べ方です。
近年は、もともとあるスウェーデンの伝統料理に世界のそれぞれの国の長所を取り入れた、独自の新しい料理も次々に登場しています。

1. スモーガスボード (smorgasbord)

Photo credit: Celeste Lindell via flickr cc

スウェーデンの伝統的な食事スタイル、ビュッフェ。実は、日本でお馴染みとなったバイキングの原型なんです。好きなものを好きなだけ食べることができます。ただ日本のバイキングと違う点が1点。それは、食べる順番が決まっていること。
スウェーデンでは、日本のように1つのお皿に前菜やメインディッシュをよそうことはしません。はじめにとるのは前菜のみ。そして前菜が食べ終わったらメインディッシュに進みます。
是非、スウェーデンを訪れた際には、日本とは一味違ったスタイルのバイキング形式を楽しんでみて下さい。

2. ショットブラール (köttbullar)

Photo credit: Attila Malarik via flickr cc

スウェーデンのおふくろの味ともいえるスウェーデンを代表する家庭料理ショットブラールは、スウェーデン風の肉団子のこと。
炒めた肉団子に、ブラウンソースと苔桃のジャムを付けるのが一般的です。
スパイスが効いたミートボールと、ほど良いジャムの酸味が抜群の相性! 必ずマッシュポテトや茹でたじゃがいもが添えられているので、ミートボールと一緒に食べましょう。

3. クロップカーコル (kroppkakor)

Photo credit: Jonas Nordström via flickr cc

南スウェーデンでよく食べられる料理、クロップカーコル。
クロップカーコルとは、オールスパイスと呼ばれる強い香りと味の調味料で味付けをした塩漬けの豚肉と玉ねぎを、ジャガイモで作ったもちもちの生地で丸くお団子状に包んで茹でたもの。
最後に、味付けとして苔桃ジャムにつけて食べます。弾力のある食感と独特な味付けが魅力的な料理です。

4. シュールストレミング (surströmming)

Photo credit: Wrote (Flickr: Serving.JPG) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

シュールストレミングは、スウェーデンでよく食べられている塩漬けのニシンを缶に入れて発酵させたもの。世界で一番臭い食べ物としても有名です。その匂いはくさやの約6倍以上もの臭さだとか!
食べ方はパンに茹でたポテト、ゴートチーズ、サワークリーム、バター、赤タマネギをのせたり、巻いたりして食べます。この塩気が絶妙で、はまる人にははまるみたいですよ。
缶を開けると同時に、その強烈な匂いで失神する人もいるそうです。また、ニシンやニシンの汁が洋服についてしまった場合、洗濯をしても完全には異臭を取り除くことができないので、注意しましょう。

5. グラブラックス (gravlax)

Photo credit: Schefferbird (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

グラブラックスは前菜に出される魚料理です。生のサーモンを塩、砂糖、黒胡椒、香草などに漬け、薄くスライスしたものにソースをかけて、パンやクラッカーにのせて食べます。茹でたジャガイモを添えて出されることが多いです。
サーモンの旨味を生かした濃厚な味わいです。

6. アートソッパ (ärtsoppa)

Photo credit: hildgrim via flickr cc

アートソッパとは豆のスープのこと。このスープは、パンケーキと一緒に木曜日によく食べられる料理で、スウェーデンのほとんどのレストランが、木曜日の日替わりメニューとしてアートソッパとパンケーキのセットを提供しています。
それは、キリスト教では金曜日に肉は摂取しないという日なので、その前日に栄養が豊富なアートソッパを飲む習慣になっているのではないかと言われています。
なぜ、パンケーキとセットになっているかは謎ですが、現地で木曜日にアートソッパを食べれば、その謎が解けるかも!?

7. ピッティパンナ (pyttipanna)

Photo credit: Sharon Hahn Darlin (pytt i panna) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

スウェーデンの庶民料理の代表と言えば、ピッティパンナ。この不思議な名前は、オペラ歌手Pelle Janssonから付けられたと言われています。
ジャガイモ、玉ねぎ、豚肉もしくは牛肉を細かくサイコロ状に切って、フライパンで炒めた料理。そして、スウェーデンのピッティパンナは必ず上に目玉焼きをのせます。
素朴な味がやみつきになります。

8. スモーガストルタ (smörgåstårta)

Photo credit: Johan Andersson via flickr cc

スモ―ガストルタは「サンドイッチケーキ」という意味を持つ料理。
その名の通り、スポンジケーキの代わりに、パンを使用し、生クリームの代わりにクリームチーズやサワークリーム、マヨネーズにハーブを混ぜたソースなどを塗り、果物の代わりとして野菜や、スモークサーモン、ハム、エビなどを挟んで何層にも積み重ね、色鮮やかにデコレーションした、まるでケーキの様なサンドイッチ。
スウェーデンでは、おめでたいお祝いの席でよく食べられる料理です。

9. ヤンソン氏の誘惑 (Janssons frestelse)

Photo credit: No machine-readable author provided. Andejons assumed (based on copyright claims). [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY-SA 2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons

クリスマスによく食べられるスウェーデンのグラタン料理。玉ねぎとアンチョビ(ニシン)を使用するのが特徴で、ジャガイモとそれらを交互に層状に重ねて、クリームソースをかけてオーブンで焼いた料理。ニシンの味が、独特の風味を出していてクセになる味です。
名前の由来は、菜食主義者だった宗教家ヤンソンが、この料理の誘惑に勝てずに食べてしまったことからその名が付けられたと言われています。彼が思わず食べてしまった料理、いったいいかほどの料理なのか、是非あなたの舌で確かめてみては?

10. ルッセカット (lussekatter)

Photo credit: Magnus D via flickr cc

ルッセカットは、スウェーデンで有名なお菓子。黄色くS字型をしているのが特徴のパンです。使用されている主な材料は、小麦粉、サフラン、イーストとレーズン。
毎年12月13日に行われるルシア祭のために作られる、期間限定のお菓子です。この名前の由来になっているルッセカットとは、「ルシアさんの猫」という意味だそう。そして、パンのS字のカーブは、猫の尻尾をイメージしてるんだとか。
もし12月にスウェーデンに行くなら、是非パン屋さんやケーキ屋さんに立ち寄って見つけてみて下さい。

11. プリンセストルタ (prinsesstårta)

Photo credit: Merle ja Joonas via flickr cc

スウェーデンを代表する巨大なドーム型のケーキ「プリンセストルタ」。かつて、スウェーデンの王女たちがこのケーキがとてもお気に入りだったことから「お姫様のデザート」という名前がついたそうです。
ケーキの中はふわふわのスポンジケーキとたっぷりのホイップクリームとペイストリーが交互に重なり、外身はピンクや緑色のマジパンでコーティングされています。
IKEAにも小ぶりのプリンセストルタが売っているので、是非試してみて下さい。もし、気に入ったなら本場スウェーデンへ! ビッグサイズのプリンセストルタが食べられますよ。

12. セムラ (semla/fastlagsbulle)

Photo credit: Andreas Ivarsson via flickr cc

セムラは、シュークリームのような見た目をしたスウェーデンのお菓子。シュークリームのような形をした甘い生地には、スパイスとしてカルダモンが練り込まれ、その生地の間にはアーモンドクリームと甘さ控えめのホイップクリームがサンドしてあります。
セムラは、期間限定のお菓子で、もともとイースターの前の断食時にのみ食べられていたものであるため、店頭に置かれるのは12月頃からイースター前までのみです。
食べ方は、そのまま食べる他、ホットミルクに浸けたりするのもおすすめ。
とても甘いお菓子ですが、カルダモンのスパイシーさがアクセントになり大人の味になっています。子供から大人までみんなに愛されているお菓子です。コーヒーと一緒にいかがですか?

13. オストカーカ (ostkaka)

Photo credit: Anonymous (original work) [Public domain], via Wikimedia Commons

500年もの歴史を持つスウェーデンの伝統菓子オストカーカは、ヘルシングランド地方とスモーランド地方の2つの発祥地を持っています。
オストカーカとはスウェーデン語でチーズケーキのことですが、卵とミルクを固めたような独特の食感と、ふんわりとしたビターアーモンドの香りが特徴のお菓子で、私たちの知っている普通のチーズケーキとはちょっと違います。
一般的に、温めたオストカーカにはホイップクリームやジャムを、生温かい状態にしたオストカーカには果物やアイスクリームを添えて食べます。

14. スペッテカーカ (spettkaka)

Photo credit: Mark via flickr cc

スペッテカーカは、お祝いの時に食べられる特別なお菓子。バームクーヘンの様な見た目のこのお菓子ですが、作り方もほぼ同じです。鉄でできた円筒に生地を塗っていき、円筒を回しながら、どんどんと生地を重ね塗りして作ります。
ただ、バームクーヘンと違うのは、材料が卵、砂糖、片栗粉だけでふんわりとしていないこと。どちらかというとバリバリで、食べているとボロボロと崩れていく感じ。でも口に入れると、すーっと溶けていきます。味も食感も日本で小さい子がよく食べるボーロに似ています。
インパクト大なので、是非スウェーデンに行ったら食べてみて下さい。懐かしい味がすると思いますよ。

現地でおすすめのスウェーデン料理レストラン5選

1. Fem Sma Hus

Photo credit: Eric Mehat via flickr cc

「5つの小さな家」という意味をもつ、Fem Sma Husでは、伝統的なスウェーデン料理を味わうことができます。
暗い室内に、ゆらゆらと揺れるロウソクの灯りが所々に浮かび上がり、雰囲気も最高!
お値段は少し高めですが、ボリュームも味も満点なレストラン。人気店なので、予約は必須ですよ。

Fem Små Hus(フェム・スモー・ヒュース)
住所:Nygränd 10, 111 30 Stockholm, スウェーデン
電話:+46 8 10 87 75
営業時間:日~火 17:00~22:00、水~土 17:00~23:00
料金:前菜135SEK~、メイン275SEK~、コース425SEK~
公式サイト:http://femsmahus.se/

2. Den Gyldene Freden


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現在残っているスウェーデン料理のレストランでは、北欧で最も古いレストランと言われていて、店内にはその歴史が感じられます。
スウェーデンの歴史に残る著名人たちが多く訪れたことでも有名で、吟遊詩人のエヴェルト・タウベや、画家のアンデース・ソーンなどもそのひとりです。現在は、ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーの会員たちが集まるお店としても知られています。
しかし、厳格な雰囲気はなくリラックスして食事を楽しむことができますよ。特にニシン料理が人気。

Den Gyldene Freden(デン・ギュルデネ・フレーデン)
住所:Österlånggatan 51, 111 31 Stockholm, スウェーデン
電話:+46 8 24 97 60
営業時間:11:30~22:00(土のみ 13:00~)
定休日:日曜日
料金:ランチ120SEK~、ディナー(アラカルト)155SEK~
公式サイト:http://gyldenefreden.se/swe/start.html

3. Verandan


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格式高いグランドホテル内の1階にあり、スモーガスボード(バイキング)で有名なレストラン。ストックホルムの劇作家ストリンドバーグもここを訪れたとか。
テーブルの上には、スウェーデン全国から集まった様々な料理やデザートがずらっと並び豪華絢爛。ニシン料理だけでも7~8種類あり、他にもミートボールやスモークサーモンなどがあります。どの料理も良質で、丁寧で繊細な味付けです。
ロイヤルパレスとガムラスタン地区を望むことができ、素晴らしい景色も一緒に楽しむことができますよ。
上記でも説明しましたが、食べる順番には気を付けて下さいね。

Verandan(ヴェランダン)
住所:Sodra Blasieholmshamnen 8, Stockholm 10327, スウェーデン
電話:+4686793586
営業時間:11:30~23:00(土・日 12:00~)
料金:445SEK
公式サイト:http://www.grandhotel.se/mat-dryck/verandan

4. Pubologi


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ストックホルムの中心のガムラスタンにある、モダンでおしゃれな雰囲気のお店、Pubologi。おいしいビールを飲みたいなら、このお店がおすすめ。ビール好きには嬉しい、ビールテイスティングメニューもあります。
また、ビールだけでなく、料理やサービスも最高のレストランです。さらに、スタッフもフレンドリーで、アットホームな感じなので気楽にスウェーデン料理を楽しむことができます。
小さなお店ですが、いつもお客さんで賑わっている人気のお店です。

Pubologi(パボロジー)
住所:Stora Nygatan 20, Stockholm 111 28, スウェーデン
電話番号:0850640086
営業時間:17:30~23:00
公式サイト:http://www.pubologi.se/

5. Sturehof


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Sturehofは、ストックホルムのショッピングエリアにある、100年以上もの歴史を持つ老舗レストラン。店内は広々としていて、北欧系のデザインでおしゃれな雰囲気のお店です。
このお店では、スウェーデン料理とフランス料理を中心に味わうことができます。その中でも、シーフードや甲殻類を使用した料理がおすすめ。ニシン、エビ、カキ、ロブスター、シーバス、カニなど種類も豊富にありますよ。

Sturehof(ストゥーレホーフ)
住所:Stureplan 2 | Sturegallerian 42, Stockholm 11446, Sweden
電話番号:+46 8 440 57 30
営業時間:月~金 11:00~26:00、土・日 12:00~26:00
公式サイト:http://www.sturehof.com/

おわりに

いかがでしたか?
あの有名な家具メーカーIKEAはスウェーデンの会社ですが、そこで大人気のミートボール。実はスウェーデンを代表する料理だったんですね。食を通して世界を知るのも楽しいと思います。是非、スウェーデン料理にチャレンジしてみてくださいね。

ライター: Satoko Sumitomo
Photo by: Aoi Nagamine「Stockholm女子旅」

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