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適応障害と診断されたら…周囲の人はどう接すべき?

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「適応障害」という言葉を聞いたことはある人も多いのではないでしょうか。

今回は適応障害について、注意すべき点や周りの人はどう接したらいいかなど解説します。

どうして適応障害になるの?

適応障害は、その方が置かれた状況や出来事に対して非常につらいもの、耐え難いものを感じて、様々な情緒的、身体的な症状が現れることです。

「適応障害」を起こすシチュエーションは、非常に色々なものがあります。

≪適応障害を起こす一例≫

・就職や入学、転職、配置転換など

・転居や結婚、離婚といった人間関係の変化

ほかにも、身近な方の突然の死や重篤な病気に罹患するなど、人が理解や共感できるシチュエーションが原因となっていることもあります。

一方で、適応障害の原因は必ずしも周囲の方々にとって理解できるものでなく、本人はとても苦痛にも関わらず、時に周りから見ると「大したことのないこと」である場合もあります。

適応障害の症状をおさらい

適応障害の症状は、原因となっているものや出来事について考えたり、接したりするだけで以下のようなことが起こります。

・気分が落ち込む

・涙もろくなる

・イライラする

・吐き気や動悸がする

など

軽度なものは、私たちも日常生活で経験することがあります。しかし、適応障害の場合は症状が強く、その方の社会的な役割にまで悪い影響が出ているものを呼びます。

うつ病と適応障害の違い

適応障害はうつ病と混同されがちです。

適応障害はあくまで、その置かれたシチュエーションによって起こっているものです。環境とは関係なく気分の落ち込みやエネルギーの低下が起こっている「うつ病」と異なるのはこの点です。

そのため、適応障害に対しては可能であれば原因となっている環境を何らかの方法で変化させる、「環境調整」がとても効果があります。

例えば、職場の新しい環境によって適応障害を起こしているときに一旦元の環境に戻す、といったことなどです。

ただ、適応障害となった原因が病気や人間関係にある場合は調整が難しい場合もあります。その場合は、本人の環境に対する耐性を高めるカウンセリングや心理療法などを状況に応じて行うことが多いようです。(状況によるので、この限りではありません。)

また、非常に悩んで不眠になってしまったり、不安が強くいてもたってもいられない状態になった場合などには、少量の睡眠薬や抗不安薬を併用して治療を行っていく場合もあります。

周りの人はどう接すればいいの…?

身近な方が適応障害と診断された場合、本人を責めたり、叱咤激励したりせずに温かく見守ります。これが周囲の方の対応として非常に大切なことです。

病気になる前と同じように、本人の訴えやつらさを聞いたり、受け止めます。難しい場合はその場に一緒にいるだけでも、本人はサポートを感じ、治療上よい効果があります。

本人は限界を迎えたために適応障害を発症しています。

適応障害と診断された本人は焦りを感じていることが多いです。「その悩みは大したことはない」「怠けているだけだ」などという批判は禁物です。

【医師からのアドバイス】

身近な人が適応障害と診断された場合、悩んだり考え込んでしまうこともあるかもしれません。

大切なことは、適応障害もほかの精神科の疾患同様、周囲の人は気長に回復を見守ることです。

(監修:Doctors Me 医師)

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