10年ぶりの来日公演直前! 進化し続ける「マドンナ」を総ざらい

access_time create folderエンタメ

10年ぶりの来日公演直前! 進化し続ける「マドンナ」を総ざらい

J-WAVE平日(月〜木)昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。2月10日のオンエアでは、今週末、10年ぶりの来日公演「レベル・ハート・ツアー」を行うマドンナに注目しました。

マドンナは1958年生まれの57歳。1982年に「エブリバディ」でデビューし、1984年に「ライク・ア・ヴァージン」が全米シングル・チャート1位を6週連続で記録し、一躍世界的なスターになりました。その後30年以上もトップを走り続け、音楽だけではなく、ファッション、映画など、さまざまなカルチャーに影響力を与えるスーパースター、マドンナ。オンエアでは、デビューから現在までのヒット曲を交えながら、マドンナの魅力をひも解きました。

マドンナのすごいところは常に新しい音楽にシフトするところ。多くのアーティストが一旦成功したら、そのイメージ線上で作品を発信するものですが、マドンナはさにあらず。決して前作と同じラインにとどまりません。過去の自分をどんどん更新し、常にファンをいい意味で「裏切り」続けます。ここにマドンナが80年代、90年代、00年代にわたって活躍し続ける理由があるのです。

その「裏切り」のために起用されるのが新進気鋭のサウンドプロデューサーやクリエイターたち。特に90年代以降は、先物買いでイケてるプロデューサーと交わっていきます。記憶に新しいのは1998「レイ・オブ・ライト」でテクノ・アンビエント系のプロデューサー、ウィリアム・オービットを起用したこと。2000年に入るとフランス人のプロデューサー、ミルウェイズを初起用。常に、めまいがするくらいのドリームチームを組む、それがマドンナです。

さらに近年では、ステージを共にするダンサーも、マドンナ自身がYoutubeで探し出してくるそうです。日本人ダンサーではケント・モリさん、最近では AYA BANBIさんがマドンナステージに参加しています。

さらにマドンナの音楽の魅力は、常にダンスミュージックが中心にありながら、誰もが歌えるキャッチーなメロディーを忘れていないところ。マドンナの曲には世界共通の哀愁や郷愁感があり、そこがまた日本人のワビサビのツボにぴったりとハマります。つまり、どんなにスタイリッシュに進化を繰り返しても、マドンナの曲はみんなで歌えるPOPミュージックなんですね。

10年ぶりの来日公演は、今週末の13、14日さいたまスーパーアリーナで行われます。どんな「裏切り」を魅せてくれるのでしょう。同時代を生きるスーパースター、マドンナ。これを機会に聴き直してみてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 10年ぶりの来日公演直前! 進化し続ける「マドンナ」を総ざらい
access_time create folderエンタメ
local_offer

J-WAVEニュース

J-WAVE 81.3FMでオンエアされた話題を、毎日ピックアップしてお届けしています。

ウェブサイト: https://news.j-wave.fm/news/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。