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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断され不妊治療を開始。卵巣にドリルで穴を開ける”ドリリング”にチャレンジ

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産後1年が過ぎ、そろそろ第二子を…と思っていた矢先(生理は産後10ヵ月後くらいから再開)、生理周期が長いなと思い婦人科を受診したところ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない疾患、と診断されました。

受診した際、見事な「ネックレスサイン(卵巣内に多数の中小の卵胞が真珠のネックレスのように繋がっているかのように見える)」が見えました。

BMI25の肥満気味だったのが原因のひとつかもしれません。

ちなみに上の子は自然妊娠です。(妊活2ヶ月目で妊娠)

それから半年間はクロミッドを服用してタイミング指導するも、卵胞の成長が遅く、それに伴い質も良くなかったのか、なかなか妊娠しませんでした。

不妊治療専門病院に転院し、各ホルモン値を検査するも問題なし。

AMHは7.0と非常に高い数値でした。(PCOSの人は高い傾向があるそうです)

今度は「フェマーラ」という薬を服用し、排卵誘発&人工授精を3回しましたが妊娠せず。

人工授精のきっかけは、排卵タイミングが予測しにくい&私自身の頚管粘液が少ないことでした。(夫の数値は特に問題なし)

そして妊活開始から1年弱が過ぎ、34歳を迎え年齢的に焦りも出始めたため、一度だけ体外受精にトライ。

PCOSのためやはり排卵誘発が思うようにいかず、結局4個採卵→2個授精→凍結初期胚1個を移植するも、妊娠せず。

最後の1個を移植する前に何か出来ることはないかと調べたところ、PCOSに「ラパロドリリング手術(卵巣にドリルで小さな穴を開けて排卵を促進させる)」という方法が効果的という情報を入手しました。

早速主治医に相談したところ、都内で有名な総合病院を紹介していただき、手術を受けました。

腹腔鏡手術で2泊3日、高額療養費を使って自己負担額は3~4万円程度でした。(大部屋宿泊)

術後の経過は順調で、鎮痛薬を飲めば特に自宅で過ごす分には不便は感じませんでした。(腹部に小さな穴を開けるだけなので、抜糸もありません)

都内の別の病院では、日帰りでも手術を受けられるそうです。

直後の周期から排卵周期が整い、クロミッドの効き目も良くなり、3回目の人工授精で妊娠しました。

ドリリングの治療法は患者側にはあまり知られておらず、外科的手術のため避ける女性が多いと聞きます。

しかし排卵誘発剤を服用しても効果が見られにくい方には、ぜひ1周期でも早く受けていただきたいと思います。

基本的に生涯に1度しか受けられない手術だそうです。

一日でも若い卵巣を有効活用させるためにも、ぜひおすすめします。

推測ですが、この術後に体外授精のための採卵をすれば、もっと質の高い卵胞がたくさん採れたのではないかと思います。

著者:ぶーさん

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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