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犬に多い外耳炎……その治療方法は?

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犬に多い外耳炎……その治療方法は?

綿棒はNG!?基本は耳を清潔にしてあげること

外耳炎は動物病院で出会う病気の中で最も多いものの一つです。治療に時間がかかることも多いのですが、耳に痒みや痛みがあるのはとても不快ですので、正しい治療を行ってできるだけ早く治してあげたいものですね。

外耳炎の治療の基本は洗浄です。洗浄液を使って異物や耳垢、その中にいる細菌や酵母を取り除き、耳の奥まできれいにします。洗浄液にも多くの種類があり、鼓膜の状態や感染の有無と種類などによって使い分けます。自宅での耳洗浄を指導されたことのある方も多くいらっしゃると思いますが、そのやり方を守りましょう。

耳掃除と言えば綿棒を思いつくかもしれませんが、耳の中を傷つけて、余計に外耳炎がひどくなることがあるので、綿棒は使いません。また、汚れや炎症があまりにひどい場合には、鎮静や麻酔をかけて、内視鏡を使って耳の奥、鼓膜までの検査が必要になったり、細いチューブを用いての耳の洗浄が必要になったりする場合もあります。

前回の点耳薬の使い回しは悪化させる可能性も!

洗浄の次は点耳薬です。炎症や痒み程度、感染の有無と種類によって薬を使い分けます。どの薬を使うかは、洗浄の前に採取した耳垢を検査することで決められます。耳垢の性状から何が感染しているか推測できることもありますが、正確な判断は顕微鏡を用いないとできません。

以前にもらった薬があるから、それをさしておこうという自己判断の治療の結果、実は過去の外耳炎とは違った感染症があり、それを悪くしてしまうこともあるので、必ず一回一回きちんと診察を受けましょう

また、外耳炎の治療以外でもいえることですが、抗生物質を含む薬を使用する場合、指示通りに使用することは、耐性菌をつくらないための最低限のルールです。自分の犬の病気を治すためだけではなく、耐性菌を世の中に増やさないようにするためのマナーでもあります。

外耳炎を起こしやすい別の病気を持っている場合も……!

痒みや炎症があまりにもひどい場合には、まずは一時的に飲み薬で症状を抑えることもあります。ひどい痛みがある場合には、痛み止めを使うこともあります。しかし、症状が和らいだら、点耳薬や塗り薬に移行できることが多いでしょう。

アトピー性皮膚炎や他の全身性疾患など、外耳炎を起こしやすい病気が別にある場合には、そちらの治療をきちんと行うことも、外耳炎を治すために大事なことになります。

以上のような治療で良くなることが多い外耳炎ですが、長く治療を続けていてもひどい状態から抜け出せない、耳の穴がふさがってしまっている、耳が聞こえていないかもしれない場合などには、手術で外耳道をとる必要がある場合もあります。いずれにしても、異変を感じた場合はまず、かかりつけの動物病院に相談してみて下さいね。

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