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オーラル2マンツアー初日開催、ブルエンとの「4年前の約束と雪辱」

エンタメ
オーラル2マンツアー初日開催、ブルエンとの「4年前の約束と雪辱」

2月8日の京都・MUSE HALLでのステージを皮切りに、THE ORAL CIGARETTES主催によるツアー「唇ツーマン TOUR2016〜復活・激突・BKW!!の巻〜」がスタートした。

昨年、山中拓也(Vo&Gt)の声帯ポリープ摘出手術によりライブ活動一時休止した彼らだが、逆境を乗り越え復活を宣言。さらに、1月5日には2ndアルバム「FIXION」をリリースし、そして待望のツアーは、全国10ヶ所、10組のアーティストを迎えて行われる対バン形式のものだった。「たくさんのバンド仲間に支えられてここまでやってきた。その仲間たちと戦いたい。人と人との繋がりを感じてもらいたい」。バンドが復活した姿を見せるだけでなく、共に昇ってきた仲間とさらなる高みを目指したいという思いから始まった今回のツアー。本気で戦い、ぶつかり合うライブにどんな化学反応が起きるのか。期待度の高いステージをいち早く体感しようと、即完だった高倍率のチケットを勝ち取った約400人のオーディエンスらがその開演を待ちわびていた。

記念すべきツアー初日、京都公演での対バンに登場したのはBLUE ENCOUNTだ。SEが始まりこれから気合の入ったステージが…と思いきや、田邊俊一(Vo&Gt)がまさかのイヤモニを忘れてライブ中断というアクシデントが。オーディエンスから総ツッコミを受けるゆるい雰囲気になったものの、仕切り直しの1曲目「ロストジンクス」から江口雄也(Gt)のアッパーなギターリフ、高村佳秀(Dr)の軽快なリズムが会場の空気を一気に引き締める。4人の強度の高い音が全身にぶつかる「DAY×DAY」、まっすぐな思いが伝わる「THANKS」と、立て続けに屈強なサウンドを放っていく。

ライブの合間には辻村勇太(Ba)とあきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES/Ba)の2人で、どちらが足を高く上げられるか「足上げベーシスト対決」が行われる場面も。そしてMCでは「やっと埋まったな…」と、この日のライブに懸ける熱い思いを語る。4年前、同会場でライブをした彼らは観客のほとんどいないガラガラの会場で悔しい思いをし、いつか雪辱を晴らそうと誓い合ったという。そして今日のこの日、満員のフロアを前に共にライブができたこと、約束を守ってくれたオーラルに対し、田邊は「言いたくないけど…」と照れながらも「オーラル、出会ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを叫んだ。そしてステージラスト、「4年前、この会場で歌った歌を。オーラルに負けないくらい死ぬ気でやって、一緒に色んなことを変えていくから!」とオーディエンスに思いを叫び、「HANDS」を披露。フロアから突き上がる拳の強さ、共鳴する思いを音に代え、多幸感溢れるステージが幕を閉じた。

BLUE ENCOUNTの思いを受け、これからTHE ORAL CIGARETTESがどんなライブを見せるのか、期待はどんどん大きくなっていた。昨年末、ライブ活動復活後のステージを観て、山中の声、バンドの勢いからも完全復活は確かなものだと感じていた。そして1月5日に発表されたアルバム「FIXION」でも、バンドに懸ける強い思いはひしと感じることができた。「今のバンドの意思表示を音にした、成長を感じる作品を作れた」と語っていたアルバムを手に始まった今回のツアー。この言葉の通り、完全復活だけではなく、バンドがより進化した姿を見せなければならないことは確かだ。このツアーでバンドの“底力”を感じることができるのか、観る者の気持ちも昂るステージが始まった。

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