これで失敗なし!簡単&おいしい「包み焼き」のコツ
アルミ箔や和紙などで素材を包み、オーブンやフライパンで火を通す「包み焼き」。たんぱく質と野菜が一品でとれて、栄養バランスもいい包み焼きは、アツアツの湯気が立ち昇る演出も含めて秋冬にとりわけうれしい料理です。
包み焼きは材料を直接火にかけるのではなく、間接的に加熱して蒸し焼きにする料理です。包みの中で熱が均等に回るため、調味料も全体にバランスよくなじみ、材料のうまみや栄養素も包みの中に閉じこめられます。「ホイル焼き」「ホイル蒸し」と呼ばれることも。鍋いらずなので、バーベーキューやアウトドアなどでも手軽に作れます。
鶏肉などでもおいしい包み焼きですが、やはり定番は鮭やたら、さわら、甘鯛、あさりなどの魚介類。また、包む紙は家庭ではアルミホイルを使う「ホイル焼き」が一般的でしょう。作り方のポイントは次の3つ。この3つさえ覚えておけば、失敗知らずでおいしい包み焼きができるはず。
酒orワインで臭味を抜く
すべての魚介類は生臭さがつきもの。酒やワインを入れると魚介の生臭さがなくなり、本来のうまみをいかした酒蒸しに近い出来上がりになります。塩鮭など、もともと塩気のある素材の場合は調味料は酒のみでもOK。塩気がない白身魚などは、塩やしょうゆ、バターを加えます。
一緒に包むのは「きのこ」がおすすめ
一緒に包む野菜類は基本的にそのとき手元にあるものでOK。おすすめはきのこ類です。しめじ、エリンギ、えのき、しいたけなどのきのこ類は水分を多く含んでいるため、火を通すと中の水分が包みの内部にたっぷり行き渡ります。この水分こそが、おいしい蒸し焼きを作るコツ。出来上がりのきのこもしっとりつるるんの食感に。火が通りにくいにんじんなどの根菜は細めの千切りにしましょう。
アルミ箔はふんわり&ぴっちり閉じる
アルミ箔の閉じ方が甘いと、水分が飛んで素材が焦げてしまうことも。アルミ箔は魚一切れに対して約30センチ角に切り、たっぷり広めに使いましょう。真ん中に鮭などメインの素材を置き、そのまわりを野菜類で囲みます。包んだときに上部がふんわりドーム型の空間ができるようにすると、水蒸気が包みの内部に行き渡ります。閉じ目はぴっちり閉じて水分が飛ばないように。欲張って野菜をたくさん入れ過ぎると、途中で閉じていたアルミ箔が広がってしまうこともあるのでほどほどに。
完成したらアルミ箔のまま皿に移し、食べる直前に開きましょう。お好みでレモンやすだちなど柑橘類やポン酢、醤油をかけて熱々をどうぞ!
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