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江ノ電で幸せの黄色いふんどし? 『愛のふんどし告白電車』が2月8日から14日まで運行!

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有限会社プラスチャーミングが、2月14日の「ふんどしの日」にちなんで、ふんどしブランド「SHAREFUN」(しゃれふん)と江ノ島電鉄とのコラボレーション企画『愛のふんどし告白電車』を実施するというので、企画段階から取材した。

この企画の概要をプレスリリースから拾ってみると以下のようなものだった。

<『愛のふんどし告白電車』とは >
女性に人気上昇中のふんどしブランド「 SHAREFUN(しゃれふん)」を有するプラスチャーミングが2月14日の“ふんどしの日”(愛する人にふんどしを渡す日)に愛の告白電車を江ノ電で走らせます。一般の方が「ふんどし製中つりポスター」に直筆で愛のメッセージを書き、片思いの相手に見ていただく大胆な告白企画です。ふんどしの色は幸せをイメージする黄色。3月14日には相手からの「お返事ポスター」が掲出されるといった本気の愛の企画です。

同社では新宿の小田急百貨店に特設コーナーを設け、この日に合わせてふんどしを展示販売していた。
記者は同所において、代表の中川ケイジ氏に話を聞くことにした。

--ふんどしについての現状を教えてください

「下着としてのふんどしのシェアは日本ふんどし協会調べでは1%未満です。しかし、2011年で0.1%だったのが2015年では0.5%まで上昇していることを考えると、すごい伸びだと思っています」

--そもそも男性用下着のように思えるのですが?

「昔から女性もT字帯のようなものを使用していたようですので、認知はあったと思っています。確かにイメージとしては、お祭りに代表されるような男性のものですが、普及させようと考えると現代では女性にもウケないとダメですからね。そうは言いましても、ウケ狙いだけではなく、ゴムによる締め付けがないので血液やリンパの流れが良くなるという健康の観点から見直されている面もあります」

--では、現在の男女比はどのようになってますか?

「概ね80%が男性で20%が女性です」

それでも2割も女性がいるというのが驚きだった。

--ところで、ふんどしの日というのはどのような意図ですか?

「チョコだけではなく、ふんどしをプレゼントする文化を根付かせたいと考えて制定しました。今回の企画は、ふんどしにメッセージを添えて伝えようという一つの提案です」

--江ノ電を選んだ理由は何ですか?

「トラディショナルで外国人の方も多いので、日本の伝統的文化を伝えるには最適だと考えて江ノ電に企画を持ち込みました」

小田急百貨店の広報担当者によると、外国人も多く通行する通りでもあり見てもらう場所としては最適、また今年で3回目となる特設コーナー設置は、このふんどし企画を評価しているということを記者に話してくれた。

確かに、「サムライのアンダーウェア」という表現が外国人にはウケるのかもしれない。

さて、このインタビューからさらにさかのぼること1月の某日。このふんどし企画に応募して事前にふんどしにメッセージを書く人たちの中から3名をピックアップしてその現場を取材した。

最初にやってきたのは堀口佑果さん(19)。
大学の法学部で学ぶ彼女は友人からSNSを通じてこの企画を知ったという。
彼氏に想いをちゃんと伝えていなかったということで応募。

白バイ隊員を目指すというピンポイントな夢を持った彼女は、この企画について「広告で伝えるのは面白いですね。まさか当たるとは思ってもみなかったので、自分のメッセージが出ることは恥ずかしいけどうれしいという気持ちもあります。ふんどしのイメージですか?祭りですかね(笑)」と語ってくれた。

そしてこれが、実際に江ノ電に取り付けられた彼女のメッセージふんどし。
このメッセージはすでに結婚を意識しているのか、そんな想いが伝わってきた。
運行開始日の前日に江ノ電極楽寺検車区で取材して撮影した。(以下同じ)

次にやってきたのは吉田実矢さん(22)。
彼女も友人経由でこの企画を知ったとのこと。

すでに付き合っている彼とは合コンで知り合い10か月。
この企画については「斬新だと思いました。ふんどしと言えば赤いやつだと思っていたのでちょっと驚きました。これをもらえたらどうするかですか?たぶん玄関に飾ります!」

酒の勢いで告白したのでちゃんと告白を言いたかったという彼女のメッセージふんどしは、このように掲出される。

最後にやってきたのは柏木結花さん(20)。
彼女も法学部の大学生で友人とみんなで応募した結果、自分だけ当たってびっくりしたとのこと。

企画については「やはり恥ずかしいですね。なんでふんどしなんだろうと思いましたけど、ふんどし女子というのは知っていましたので…」と恥ずかしそうに語ってくれた。

彼女のふんどしはこのように掲出されるが、彼氏に企画内容はしゃべったとのこと。「何を書いたの?」「ないしょ。一緒に見に行こう!」「怖い!」という会話があったそうだ。
今から楽しみにしているという。

運行開始日の前日に江ノ電極楽寺検車区を訪ねた記者は、広告を担当する江ノ電商事の新倉朝子さんに話を聞いた。
写真の編成は全車ふんどしのジャック編成で、他にも一部でふんどしを掲出した編成が走る。また、社外のラッピングやヘッドマークはない。
なお、江ノ電の撮影については特に同社の特別な許可を得て、同社の立会いの下で構内および本線外から行った。

--この企画を持ち込まれた時の感想をお聞かせください

「ふんどしは縦長でひもが付いているというイメージがありましたので、正直どうやって車内に掲出するんだろうと思いました。そこでサンプル品を提出していただきまして、通常のつり広告と同規格であることを確認しましたのでやることにしました。そういう意味では違和感はないですね。また、面白いですからね」

と、楽しそうにも見えたのが江ノ電のフットワークの軽さを象徴しているのか。

--ところで、この編成はどれくらいの頻度で走るのですか?

「始発から終電までの運用に入りますので、1日15往復します。通常は12往復というのが一般的ですから多い方になります」

--江ノ電は外国人にも大人気ですが、これを見た外国人はどうのような反応を示すでしょうか?

「それは実際に走らせてみないとわかりませんが、お問い合わせがあればちゃんと説明しますよ。(笑)日本の伝統文化ですから、外国の方にも楽しんで帰っていただけたらいいなと思っています」

--最後に江ノ電のこのような企画に対する意気込みをお聞かせください

「とにかく私たちは面白いものはぜひやっていきたいと考えていますので、1日乗車券でふんどし電車を探して楽しんでいただければと考えています」

ちなみに、江ノ電ではふんどしの販売はしていないので、記者は1日乗車券とセットで主に外国人向けに販売してはどうかと勝手な提案をしておいた。

『愛のふんどし告白電車』は江ノ島電鉄江ノ島電鉄線の10.0キロメートルを2月8日(月)から2月14日(日)まで走る。

※写真はすべて記者撮影
取材協力:有限会社プラスチャーミング・江ノ島電鉄・小田急百貨店

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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