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子どもの予防接種、同時に何種類も受けて大丈夫なの!?

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予防接種は生後2ヶ月から始まります。予防接種には何種類もあり、複数回接種しなくてはならないものもあります。あまりの種類の多さにおとうさん、おかあさんもびっくりしてしまうのではないでしょうか?

たくさん受けなくてはならない予防接種ですが、同時に別のワクチンの接種が可能でもあります。今回は幼児の予防接種の中でもこの「同時接種」に関して、医師に聞いてきた話をお伝えします。

ワクチンの同時摂取は、認められてきている

幼児の予防接種は、この十数年で種類が増え、それにより予防できる病気が増えました。しかし一定の間隔を開けて数回受けなくてはならないものもあり、完了するまでにかなり時間がかかるようになってきました。また、予定していた予防接種を風邪などで延期することもあり、なかなか計画通りには接種できないこともあります。

以前、日本では1回に1種類のワクチンを接種するという厚生労働省の予防接種実施要領があり、特別な事情がない限り、医師は同時摂取を実施していませんでした。しかし、近年は核家族化、共働きの家族の増加など、ライフスタイルの変化もあり、複数のワクチンを単独で摂取する時間を作れず、予防接種率が低下するという問題が発生しました。

このような背景から、親の負担を軽減しつつ、子供の病気の予防を確実にするためにも、ワクチンの同時摂取を推奨するようになってきています。

ワクチン同時摂取のリスクは?

1. 複数のワクチンを同時に摂取すること

複数のワクチンを同時に接種することは、まったく問題はありません。

2. 複数のワクチン、それぞれの効果に影響は?

同時接種した歳のそれぞれのワクチンの効果も単独接種と変わりない事が分かりました。

3. 副反応(ワクチン接種後に何か身体に問題が生じる事)への影響は?

副反応の頻度が上がる事もありません。

複数の種類の予防接種を、同時に行う事に抵抗がある親御さんもいらっしゃるかもしれません。しかしこの結果は科学的に証明され、海外では普通に行われている事であり、現在では日本小児科学会も、ワクチンの有効性、副反応の頻度が上がることはない、ということを言及しています。

ワクチン同時摂取のメリット

同時接種できるワクチンの本数に制限はありません。ワクチンによって重篤にならずにすむ疾患があるということの理解が、子供の命を救うことにつながります。

確実に予防接種を受ける事ができれば、疾患を予防できます。摂取するワクチンには、その年齢で特に重篤になりやすい疾患を予防する役割のあるものがばかりです。 適切な時期に、適切な予防接種を確実に受けていく事が重要です。

医師からのアドバイス

通常、同時接種は推奨されていますが、基礎疾患のある子や体調が思わしくない場合は、医師に相談し、同時接種が可能であるか判断してもらいましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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