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ミドリムシでジェットが飛ぶ? 栄養と燃料になる最強生物

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J-WAVE土曜の番組「MAKE IT 21」(ナビゲーター:ショーンK)。1月30日のオンエアでは、ユーグレナ代表の出雲充さんが登場しました。

「ミドリムシでジェットを飛ばす」。こんな言葉を聞いたらどう思いますか? きっと頭の中が「?」で埋まってしまうはず。そもそも「ミドリムシ」とは、どんなものなのでしょうか。出雲さんに聞いてみました。

まず、「ムシ」という名前がついていますが、ミドリムシは藻の仲間。しかしワカメなどと大きく違う点は自分で泳げること。ミドリムシは、植物と動物の両方の力を併せ持っているのです。

「我々は動物ですから光合成ができない。そうするとお腹が減るわけですけれども、もし我々がミドリムシであれば、お日様に当たるだけでお腹がいっぱいになるんです」(出雲さん)

ミドリムシは動物のように自分で動くことができ、植物のように光合成ができる、まさに動物と植物の“良いとこ取り”の生命体。そんなミドリムシには、5億5000万年の歴史があり、恐竜が絶滅した後も、まわりに生き物がいなくなっても、自分で栄養を作り出せるため、今まで生き残ってこれたそう。

そして、ミドリムシの大きな特徴は、動物と植物の59種類の栄養素が全部入っている点。現在、世界には約10億人も栄養失調者がいる中で、出雲さんによれば「ミドリムシを食べてもらうことで、たちどころに栄養失調の人たちは元気になる」とか。

さて、冒頭の「ミドリムシでジェットを飛ばす」という言葉ですが、ミドリムシの種類は100種類以上で、ほとんど栄養のないミドリムシもいるそう。中には絞ると油がたくさん出るミドリムシがいるとか。実は、このミドリムシの「油」を燃料にして、ジェット機を飛ばすプロジェクトが進行中なのだそうです。このプロジェクトに協力するのは、横浜市、ANA、伊藤忠エネクス、千代田化工建設、いすゞ自動車。

2020年までに、東京の羽田空港から大阪の伊丹空港まで、1週間に1往復できる「ミドリムシジェット」の実現を目指しているそうです。優れた栄養と燃料にもなるミドリムシ。今後も注目が集まり続けそうです。

【関連サイト】
「MAKE IT 21」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/makeit/

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