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心の準備ができていなかった…新婚生活が楽しく、妊娠を残念に思った私。そして…

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初めて妊娠がわかったのは、私達が結婚をして1年目が過ぎた頃のことでした。

まだ不慣れな生活に毎日が大変で、同棲生活の経験が無かった私達は、料理や洗濯に追われる日々でした。

それでも二人の生活は楽しくて、深夜までご飯を作ってみたり、お酒を飲んでゆっくりと過ごしてみたりと新婚生活をエンジョイしていました。

いつもきちんとあるはずの生理が来ないなと思いました。

2週間待っても生理が来る前の胸とお腹の重だるさがありませんでした。

これは、もしかしてと二人で相談して近くの薬局で妊娠検査薬を購入しました。

後から考えると出来ても不思議ではなかったのですが、新婚当初はそんなに簡単に赤ちゃんが出来るはずがないと妙な自信のようなものがあり、

「まさかね」

と話をしていました。

尿をかけて線が出るかどうかですぐに判明する検査薬です。

早速、実践してみました。

あっと言う間にブルーの線が現れて、妊娠している事が判明しました。

驚きと興奮で、頭が真っ白になりました。

「こんなに簡単に赤ちゃんって出来るんだ」

私がそう言いました。

結婚しているのだから出来ても問題はなかったのですが、まだまだ新婚生活を満喫しかたった私にはちょっと残念に思えたのです。

「何言ってるの?出来て良かったよね。頑張って育てようね」

そう言う主人にさえ、少し苛立ちを感じました。

翌日、病院へ行ってみると、やはり妊娠していました。

赤ちゃんの袋がエコー検査で映り、妊娠8週目でした。

近所の主人の実家に報告と私の実家にも連絡しました。

どちらもとても喜んでくれました。

「良かったね。おめでとう。楽しみね」

と義母に言われると、今まで残念に思っていた気持ちがスッとどこかに消えてなくなりました。

「ああ、みんな楽しみにしてくれてるんだ」

そう思うと嬉しい気持ちになって、勝手な都合ですが、赤ちゃんが急に愛しく思えてきたのです。

次の日の朝、体が重くとても起き上がれるような状態ではありませんでした。

「今日はゆっくり寝てていいよ」

主人にそう言われて、一日寝ていることにしました。

しかし昼にトイレに行ってみると出血していたのです。

呆然としました。

慌てて仕事中の主人の携帯に電話し、一人でタクシーに乗り病院へ向かいました。

病院へ着くと、診察の後そのまま入院を告げられて、あっと言う間に流産してしまいました。

今はまだ、欲しくない。

そんなこと思わなければ良かった。

後悔してもしきれません。

「妊娠初期の流産はお母さんには問題はありませんよ。また、次も妊娠できますよ」

と先生がおっしゃってくださいましたが、私の涙は止まりませんでした。

「悲しい思いをさせてごめんね。悪いママだったね」

まだ、形もない小さな赤ちゃんのエコー写真に何回も謝りました。

著者:ききょう

年齢:31歳

子どもの年齢:6歳

愛犬の散歩を毎日の楽しみにしています。ウォーキングとダイエットを兼ねていますが、走るつもりがないのに走らされています。いう事を効かない我が家のワンちゃんですが、おかげで食べ過ぎても10年前と同じ体重をキープしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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