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熱いものが苦手な「猫舌」の人は、舌のテクニック不足?

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日常生活の中で、熱いものが苦手なことを「猫舌」と表現しますが、実は人間の舌の構造や温度を感じる感覚にはあまり違いがないらしいのです。

では、なぜ猫舌という言葉はこれほどまでにポピュラーなのでしょうか。今回は、この猫舌の真意について医学的な見地から解説していただきました!

舌そのものに個人差はない?

まず、形状という点で厚い、薄いなど多少の個人差はありますが、ほんの少しの差でしかありません。ですから、舌の機能が大きく異なるがゆえに、猫舌になってしまうということはないのです。

また、舌はとても小さな臓器ですが、多くの神経がさまざまな働きをしていて、とても複雑な構造をしています。猫舌の真意を知るために、神経それぞれの働きについて説明しましょう。

舌で温度を感じ取るメカニズム

舌には、温痛覚、触覚、味覚があり、このうち猫舌と関係するのは「温痛覚」です。この温痛覚を感じる神経は舌の前部(2/3)と後部(1/3)では異なっていて、前部は下顎神経の三つに分かれる神経(三叉神経)で、後部は舌咽神経で感覚を支配しています。

人間は、これらのさまざまな神経のうち、舌の前部に分布する三叉神経で、熱さ、冷たさを感じています。これが、舌で温度を感じ取るメカニズムです。

猫舌か否かは、テクニック次第!?

つまり、熱い食べ物に強い人というのは、反射的に舌を丸めるなどして、熱さ、冷たさを感じないようにうまく舌を使っているだけなのです。幼いときはこうした動作がうまくできず、誰もが「猫舌」の状態にありますが、成長していく過程で自然にこの舌の動きを習得することができるようになります。

一方、猫舌と言われている人は、このことを無意識にできていないため、熱いのです。ですから、猫舌は遺伝でも病気でもなく、この舌の使い方の上手い、下手によるものと言えるでしょう。

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