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お腹の娘が教えてくれたママの病気。妊娠5ヶ月での手術、夫目線からのリポート

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妻とは、8年間の同棲期間を経て、結婚しました。

学生時代からの付き合いでした。

結婚して間もなく、胃の調子がどうもよくないということで、何件かの病院で受診した結果、妊娠していることがわかりました。

妻は、若いころから情緒不安定なタイプで、人との付き合いが苦手でした。

妊娠がわかったときも、積極的に子どもをほしがっていたわけではなかったため、少し戸惑いもあったように思います。

妊娠5カ月目を迎えるころ、妻からの報告がありました。

2つある卵巣の片方が肥大しているとの診断結果が出たとのことでした。

主治医の先生がおっしゃるには、出産をするにあたり、肥大した卵巣が邪魔になる可能性があること。

ある程度早いタイミングで、肥大した卵巣に溜まった内容物を取り除く手術を行う必要がある、ということを伝えられました。

手術を行わなければ、胎児の成長に少なからず影響がでるかもしれない、という内容もあわせて伝えられました。

手術自体は、それほど難しいものではないとのことでしたが、妻は、これまで手術というものを経験したことがなく、非常に不安がっていました。

手術当日は、会社を早退し、妻のそばにいることにしました。

手術は無事終わりました。

手術を担当してくださった先生から声をかけられ、こんなのが入っていたんだよと、280グラムもある内容物を見せてくれました。

よく見ると、髪の毛や油のかたまりや爪のようなものが混ざっているのがわかりました。

どれほどの時間をかけて肥大したのかわかりませんが、妻の卵巣は、本来のバランスを取り戻しました。

手術のあと数週間が経過して、胎児の状態も安定したころ、何気なく妻のことを観察していると、以前より、性格的にやわらかい印象が強くなったように思いました。

私がずっと感じていた情緒不安定さもやわらいだ印象がありました。

もしかしたら、卵巣が肥大していたことで、身体のバランスのようなものが長い間崩れていたのかもしれないなと感じました。

手術では、下腹部に横一直線のメスを入れましたが、出産の段階で傷口は完全に閉じ、普通分娩で出産を行うことができました。

傷口を見るたびに、ただでさえ不安な妊娠・出産であるにも関わらず、手術まですることになり、さらにそれを乗り越えて、無事元気な女の子を産んでくれた妻。

また、ママの卵巣肥大を教えてくれた娘にも、感謝しています。

著者:じぇん

年齢:34歳

子どもの年齢:1歳9カ月

田舎で小さなデイサービスを運営しています。今は、妻と娘と3人でのんびり暮らしています。地域で子育てできる環境や妊婦さんにやさしい地域づくりのためのコミュニティの運営も行っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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