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これまでに1万回以上参拝をしてきた「神社学」教授が語る「神社の楽しみ方」

これまでに1万回以上参拝をしてきた「神社学」教授が語る「神社の楽しみ方」 qreators-nakamuramakoto160128-01

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近年「パワースポット」として注目され、山ガール、釣りガールに続き「御朱印ガール」が登場するほど神社ブームが過熱している。しかしそんな神社ブームが来るはるか以前より、神社に注目し愛し続けてきた人物がいる。それが尾道自由大学校長にして、自ら「神社学」の講義を行う中村真氏だ。神社ブームの要因、参拝の際の心構え等々、近くにありながら、みんなが意外と知らない神社の魅力について語っていただいた。

神社の魅力に気づかせてくれたのは、
あるひとりの「おばあちゃん」

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———そもそもなぜ、中村さんは神社に興味を持ったんですか?

海外を旅した事がきっかけです。海外の神様と日本の神様の概念は違うなと感じて、日本自体に興味を持ち始めたんですね。それで日本といえば温泉だろうという事で、最初は秘湯巡りばかりしていた。そんなある時、長野県の山奥にある、家が10数件しかないような限界集落を訪れたら、神社が3つも4つもあったんです。なんでこんな限界集落に神社がたくさんあるんだ?と気になって、参道を掃除しているおばあちゃんなら何か知ってるかもと「このお社の名前を教えてください」と声をかけたんです。そしたらおばあちゃん「名前なんて知らない」って言うんです(笑)
ただ詳しく話を聞いていくと、「生まれた時から自分の母や祖母も毎朝ここを掃除することから1日が始まっていて、ここにいるお宮さんの神様が私たちの集落を守ってくれているから、私たちは今日も幸せでいられる」とおっしゃったんです。つまり、おばあちゃんは神社の名前には興味がないように神道という宗教には興味がない。そこにあったのは「神様がいて神様に守られている日々の暮らし」という事実だけ。これが日本人の信仰だという核心に触れた時に、「神社ヤベー、かっこいい」って一気に心惹かれましたね。

———神社はかっこいい!?

それにね、色々話しましたけど、頭で考えて「ああ、いい考え方だなあ」というのは後付けで、純粋に神社ってすごい格好いいんですよ! 僕は山によく登るんですけど、すごく辛い思いして山に登ったところで誰も来ないだろうという岩場をくぐると「バーン」と神社が現れる。これ街中にあるどんな人工的なビルよりすごい格好いい!あのセンスは半端ないですよ。

神社を好きになった20年前、
親や友人に心配された!

神社・神道は明治以前はずっと良い信仰とされてきて、明治で一度切られ、そして第二次世界大戦でもう一度分断される。さらに戦後教育で神道が宗教にされてしまってからは、この辺の話は日本人の話としては持ち出されなくなった。だから、宗教の勉強をすれば全て出てくる。でも宗教として抑え込められたから、普通の人は近寄らなくなった。

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