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犬のジアルジア症ってどんな病気? その治療法は?

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犬のジアルジア症ってどんな病気? その治療法は?

ペットを飼っている方はご存知の場合もあるかもしれませんが、なかなか知られていないジアルジア症。人にも感染し、さらに知らない間に感染拡大の恐れもあるのでやっかいな虫なのです。

今回はこのジアルジア症について、原因と対策を医師に解説していただきました。

ジアルジアって何者?

ジアルジアという原虫で、人を含め多くの哺乳動物に感染します。下痢、嘔吐などの消化器症状が一般的で、感染してから約1週間で症状が出ます。環境に強く、水の中では数ヶ月生存することができ、マイナス20℃でも10時間耐えられるというデータがあります。しかし、熱には弱く、60℃以上の熱湯には簡単に死滅します。

感染経路は土、水、便!

ジアルジアに汚染された土や水を摂取することで感染します。感染している便の中には嚢胞というジアルジアのサナギのようなものが入っていて、それを犬が摂取すると、腸の中で開いてジアルジアが活発化します。腸壁にへばりついて細胞分裂しながら増えていきます。さらに、自分を嚢胞の状態にして便とともに排出させて感染が広がっていきます。

症状が出ない場合もある?

健康な犬では症状が出ないことも多いですが、下痢の症状がよく見られます。特に子犬や若い犬で症状が出やすいようです。色の薄い水様性の下痢で、悪臭(腐った油のような)がします。

長期に渡ると体重が減ってしまったり発育不良になることがあります。検便によって感染が発覚するという事もあり、感染が密かに拡散してしまうことが問題になっています。人でも消化器症状がでますが、痙攣を起こすこともあるので感染には要注意です。

散歩中の感染に注意! 予防&治療方法は?

抗原虫薬を用いて駆虫するのが一般的です。複数犬を飼育している場合は、隔離したり一斉に駆虫薬を使う必要があります。また、ジアルジアは環境に強い為、犬や周囲の消毒も必要になります。塩素には抵抗性がありますが、熱湯消毒が効果的です。散歩中に感染している可能性のある土壌や水溜りなどを舐めたり拾い食いしないようにすることや、散歩後の手足を洗うことが予防になります。

獣医師からのアドバイス

どんなに気を付けていてもお散歩などで外から感染してしまう場合は避けられません。「おかしいな」と思ったらすぐに獣医師に相談しましょう。

(監修:Doctors Me 獣医師)

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