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年収200万円以下の若者、下流社会からの脱出なるか!? 有吉ジャポンの新企画「成り上がりジャポン」

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年収200万以下の若者が下流社会からの脱出を計る「成り上がりジャポン」が、「有吉ジャポン」(TBS系)の新企画として1月22日からスタートしている。同企画は、外食チェーン店を展開するエムグラントフードサービス代表の井戸実氏が、今年出店する新店舗のオーナー店長となる人物を探すというもの。

「ロードサイドのハイエナ」と呼ばれる井戸氏は、約300もの経営不振のレストランを再生させ、グループ年商70億円を稼ぎ出す超ヤリ手。オーナーとして新店舗を任せる人物には、資金として現金3000万円を投資する。年収1800万円も夢じゃないのというのだから、まさに「成り上がり」である。(文:みゆくらけん)
第一次面接は「一番最初に手を挙げたから合格」

かつての「マネーの虎」(日本テレビ系)を想起させるこの企画。放送1回目の1月22日から今後も続いていくドキュメントとなっているが、すでに、めちゃオモシロイ(1月29日に2回目が放送)。スタジオの有吉も、矢口真里も見入っている。

貯金ゼロ、ニート、売れないホスト、夢がないなど、いわゆる「下流社会」で生きる若者らが、井戸氏の「独特過ぎる」面接を受け、そのたびに脱落者が出ていく。

最初の面接では、若者らに「他の人より優れていると思えることがある人?」と挙手させ、最初に手を上げた若者に「ハイ君、合格!」と第一面接突破を告げた。他のメンバーはびっくりだ。なぜなら井戸氏は、最初に挙手したライバルが話し出す前に合格を告げたからである。残ったメンバーに井戸氏はこう話す。

「あいつが何喋ろうが知ったこっちゃない。一番最初に手を挙げたから、一番最初に抜ける。手を挙げたもん勝ちだったんだよ、今のシーンは」

つまり、井戸氏の考えはこうだ。―――せっかくチャンスを掴みに来てんのに、モタモタしてんじゃねーよ!
「年収600万ぐらい欲しい」という候補者に「しょうもなっ!」

さらに井戸氏は、大道芸を得意とする者にその場で芸をやらせ、「最高」と第一面接を突破させた。一方、投げかけた質問に対する答えによって即不合格となり、その場から退場させられる若者の姿も。

たとえば、将来何になりたいのかを問われた24歳の田中学さんは「なりたいものも…なんかあんまり、ぼやっとしています」と曖昧に答え、「学くんの夢探しのために(3000万円は)使えんて」と、即退場させられていた。

その場で脱落こそしなかったものの「今まで夢を持っては諦めてきたので、夢を実現するための努力をこれから頑張っていきたい」と話した無職の藤村剛史さん(35歳)は、こんな言葉で切り捨てられていた。

「いるよ、そういう人。夢を持っては諦めてっていう人いるんだけど、諦めるレベルの夢なんか夢じゃない。ただの願望。妄想」

マジの熱意を求める井戸氏は、その後も彼をこう追い詰める。

「チャンスを掴みに来たの? 何しに来たの? 講演を聞きに来たの? 仕事を求めて来たの? どうなりたいの?」
「店長になりたいです」
「店長でいいの!?」
「オ、オーナー……」
「いくら稼げると想像してるの?」
「……年収600万ぐらい」
「しょうもなっ!」

「人を気遣う素振り」がなければ、サービス業は難しい

こうなるともう、一瞬たりとも気が抜けない。他のメンバーの表情はアワアワだ。目なんか泳ぎまくっている。ライオンに囚われた小鹿のようだ。

第一面接の途中で突然「昼飯食べてないんで食べに行こう」と皆を誘い、レストランへ向かった井戸氏。昼から皆でビールも飲み、面接時とは違った和やかな空気が流れていたが、ところがどっこい、これもまた二次面接だったのである。

食事終わりにその事実を突き付けられ、慌てる若者らに対し、井戸氏は容赦ないこの一言。

「藤村くん、申し訳ないけど、なかなか難しい」

その理由を井戸氏は「人を気遣う素振りもなければ、動作も所作も何もないから」と話した。レストランの仕事は「気づく仕事」であるため、気遣いの見えない人には適していないと考えるのだ。乱暴なようで、理にかなっているではないか。

現在までに2名が脱落し、残るは5名。次回は実際にレストランで研修アルバイトをするメンバーの姿が放送される。当然また脱落者は出てくるだろう。見事このチャンスを掴み、下流社会から脱出する者は、いったい誰なのか? 続きがとても楽しみである。

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