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「就職前、父と同じ仕事を意識」○割

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幼い頃に見た、働きに出る父親の姿を覚えているだろうか。そんな姿から「父親と同じ職業に就きたい」と思った人はどれほどいるのだろう。そこで、20~30代男性会社員200人に、就職前に父親の職業を意識したかどうかを尋ねてみた(調査協力:アイ・リサーチ)。

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〈就職前、父親と同じ職業に就くことを考えたことはある?〉
・「考えたことがある」 21.5%
・「考えたことはない」 78.5%

意外にも8割近くは考えたことがなく、「考えたことがある」は5人に1人にとどまった。職場でのイキイキした様子ではなく、自宅での疲れ切った姿を目にする機会が多いからだろうか。回答者になぜ考えたのか、あるいは考えなかったのかを聞いた。
※()内は、(回答者の年齢/回答者の父親の職業)で表記

■「考えたことがある」人のコメント
「自分にむいていると思った」(26歳/歯科技工士)
「人と接して働くのが楽しそうだったので」(28歳/営業職)
「自分たちの世代では情報化が進んでいたのでそっち方面に向かえば間違いないと思ったから」(33歳/プログラマ)
「小さい頃、父親が毎朝出勤していく姿を見て、尊敬していました」(33歳/電機会社社員)
「技術継承者がおらず、自分が跡を継ごうかと考えた」(35歳/映写機技師)
「自分もあのような設計に携わる仕事をしたかったから」(37歳/カメラ部品の設計士)

■「考えたことはない」人のコメント
「毎日忙しくて休みといえる日もなかなかなくて大変そうだったので」(27歳/農家)
「父親と同業であるか否かでは問題ではなく、製造業に興味がなかったから」(28歳/製造業社員)
「勤務が不規則」(29歳/トラック運転手)
「顧客の金銭を扱うことは責任が重大過ぎるから」(30歳/金融・証券会社社員)
「檀家がろくでもないから」(31歳/僧侶)
「休日も呼び出されて、大変そうだったから」(34歳/地方公務員)

仕事姿を目にしていても、仕事の良い面・悪い面のどちらに意識が向かうかが決め手のよう。また、「考えたことはない」では、自身がその分野に興味がなかったことも一因だ。尊敬できる父親の姿を見て、かつ自分の興味がある分野の仕事となると、必然的に割合は少なくなるだろう。

では、その結果、父親と同じ職業に就いた人はどれくらいいるのだろうか。

〈実際に、父親と同じ職業(あるいは近い業界・業種)に就いた?〉
・「就いた」 9.0%
・「就いていない」 91.0%

実際に父親と同じ職業に就いた人は、「考えたことがある」の半分程度という結果。なかには「考えたことはなかったけど、結果的に就いた」という人もいたが、かなり少数派だ。

なお、同じ職業に就いて良かったことは、「最初からなんとなく話がわかる」(28歳/食品系・営業職)、「(父親から)アドバイスがもらえる」(34歳/会社員)。悪かったことは、「身内がいるために、お互いに甘えが出ること」(36歳/自営業)、「親の仕事の結果と自分の結果を比べてしまう」(34歳/会社員)といったことのよう。

ちなみに、「将来、息子に自分と同じ職業に就いてほしいか」を聞いてみると、

・「就いてほしい」 13.0%
・「就いてほしくない」 87.0%

という結果。前問と近い数字となっている。

とはいえ、結果的に自分の姿を見て、同じ道を進んでくれたらこれ以上うれしいことはないはず。意外と面と向かって仕事について話しをする機会は少ない。同じ職業に就いてほしいと思う人は、自分の働く様子を息子に語って聞かせるのが吉…ということかも?
(千川 武)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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