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出産は「痛い」?いいえ「息苦しくて溺れそう」!泳げない私に合計23時間の試練

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「出産は鼻からスイカ」

「想像を絶する痛み

「生理痛の10倍くらい痛い」

29歳で初めての出産。友達からそう聞いていた私は、もうとにかく痛いんだろうと思っていました。

しかし、私は慢性的に便秘であったので、冷や汗が吹き出て頭を掻きむしるほどの腹痛を半年に一回くらい経験していたんです。

生理痛も酷く、毎月薬を服用していました。

友達は私ほどの便秘痛や生理痛を経験したことがないと言っていたので、私ならきっと簡単に産めると高を括っていたのです。

出産予定日前日の夜22時。生理痛のような痛みが出てきました。

けれども、薬を飲むような痛さではなかったのです。

時間も不規則でした。

今思えば、どうやらこれが前駆陣痛だったようです。

まあ大丈夫だろう、寝よう。

と思い、布団に入るもなかなか寝れず、予定日当日の深夜1時。

痛みは相変わらず軽い生理痛程度だったのですが、ついに5分間隔の規則的な痛みになってきました。

もしかしてそろそろ?と思い、旦那を起こしました。

そして病院に電話。

本当に全然痛くなかったので、10分くらい歩いて病院に行き、2時に着きました。

こんな深夜に何だか申し訳ないなと思うほどでした。

NSTを付けてみると、5分間隔の規則的な陣痛。

いい感じなので入院しましょうとのこと。

そのまま朝を迎えました。

夜は眠れませんでしたが、朝ごはんはちゃっかり完食しました。

本当に信じられないくらい痛くなくて、友達や世間は大げさなんだなあと思いました。

事態が動いたのはお昼過ぎ。

だんだんと腰が痛くなってきたのです。腰骨をガンガンとハンマーで殴られている感覚でした。

てっきり腹痛が来ると思っていたので、予想外の痛みに驚きました。

その痛みに耐えること7時間。

先生が何度か見に来てくれましたが、子宮口はなかなか拡がらず…。

ついには先生が手でちょっとずつ拡げていました。

その直後、便秘通くらいの痛みが出てきたんです。

どうやら破水したようでした。

あ、これヤバいやつだ!と思いました。

冷や汗が出て、膝がガクガクしてきたんです。

出てきた夕食には手を付けられませんでした。

それでも、立ってウロウロしているとマシになったので、ベッドの周りをグルグルと、まるで不審者のように回っていました。

しかし、破水しているので大人しくベッドで寝ててくださいと言われてしまいました。

せっかく見つけたいきみ逃がしを却下されて悔しかったです。

そして午後20時頃。

やってきました大波が。

出産は、どうして痛いと言うのでしょうか。

確かに腰は痛かったのですが、私にとっては痛みではなく、

「息苦しくて溺れそう」

でした。

3分間隔になった陣痛は、まるで寄せてくる大波のように私の口を塞ぐんです。

赤ちゃんも苦しんでいるはずだ!と思って必死で息をしていましたが、頑張っても頑張っても波が来るたびに溺れそうになります。

たまに様子を見に来る先生が、まるで海猿のように見えました。

けれども、先生助けて!と叫ぶのに、先生は溺れてる私の目の前を船で素通りしていくんです。

いきみたくなったら呼んでね。と言われるのですが、息苦しいのに呼んでる暇あるかーーー!!と、何度もイライラしました。

その息苦しさに耐えること2時間。

地獄でしたが、最終的には残り1センチは先生が剥離して分娩体制に入りました。

分娩体制に入ってからは、ものの30分でわが子と出会えました。

鼻からスイカなんてものじゃなく、むしろ鼻からミカンくらいの痛みでした。

これまた予想外でした。

出産の痛みは人それぞれだと思いますが、本当に予想外すぎて驚きの連続でした。

まさか23時間もかかるとは思ってもみませんでした。

けれども、頑張って産んだわが子だからこそ、とても愛おしくて大切な存在になりました。

泳げない私にはとても大変な試練でしたけれど・・・。

著者:okaya

年齢:29才

子どもの年齢:4ヶ月

育児に奮闘中の新米ママです。サービス業をしていたので沢山の人に会うのが好きなのですが、子供と家にいるの日々も大切なので葛藤中です。いかに毎日を楽しく過ごせるか考えてます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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