ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

聴覚過敏はストレスが原因? やけに音に過敏になるワケ

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

普段通り過ごしているのに、なんだか今日はいつも気にならない生活音が気になる……。そんな状態になったことはありませんか? 実はそれ、ストレスや疲れが原因かも。

音が聞こえすぎる時は、疲れが溜まっている1つのサイン

音が聞こえすぎる時は、疲れが溜まっている1つのサイン

「今までは気にならなかった音が異常に大きく聞こえる、音が頭に響くように感じて不快感があるといった状態を聴覚過敏といいます。これは、“あくまで音が気になる”という状態で、病名ではありません。年齢や性別にかかわらず発症する可能性があり、必ずしも耳に異常があるわけではなく、疲れやストレスが引き金になることもあります」

こう教えてくれたのは、あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院の榊原昭先生。疲れやストレスが原因の場合は、休息を取って体が回復すれば、小さな物音は気にならなくなるそう。でも、「物音が気になる状態が長く続く場合は、別の原因を疑った方がいい」と榊原先生は指摘する。では、一体どんな病気が聴覚過敏の原因となるのだろうか。聴覚過敏の原因の一例

□突発性難聴や急性低音障害型感音難聴、メニエール病など、内耳性の難聴を由来とするもの
□顔面神経麻痺
□てんかん
□片頭痛
□うつ病
□疲れやストレスを含む、原因が不明なもの

「難聴を伴う聴覚過敏である『突発性難聴』や『急性低音障害型感音難聴』、『メニエール病』に対しては、まずは原因疾患の治療を行います。しかし、聴力が改善した後も聴覚過敏だけが残る場合には、まだ治療法が確立されていません」

顔面神経麻痺やてんかんの場合には、その病気自体を治療することで聴覚過敏も治まることがほとんど。片頭痛の場合は頭痛薬などの鎮痛剤を飲むことで、聞こえ方についても症状が安定する。うつ病が原因の際は、気分が落ち込むと音が気になる傾向が強くなるため、できる限りリラックスして過ごすのが効果的だという。

ところで、音が気になった時に耳栓をするのは効果アリでしょうか?

「耳栓を使用する患者さんが多いようですが、聴覚過敏に耳栓をすることが有効であるかも科学的には分かっていないのです。ある特定の周波をカットする機能を持った耳栓があるので、この音域については効果を持つのではないでしょうか」

聴覚過敏は原因が多岐にわたるため、治療期間や完治するのかどうかも状態によって異なるそうだ。いつもの音が必要以上に気になるなど、「あれ? おかしいかも?」と思ったら、早めに耳鼻科へ相談してみよう。

 (小松田久美+ノオト)  

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
CHINTAI情報局の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。