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冬の食中毒、感染経路はどこから?何に気をつければいいの?

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秋冬に食中毒が増える明確な理由ははっきりしていません。しかし、夏場の食中毒の原因は細菌による場合が多く、秋冬の食中毒の原因は、ノロウイルスなどのウイルスによる場合が多いようです。

今回は秋冬の食中毒について、医師の話を聞いてきました!

細菌による食中毒(夏場など)

細菌による食中毒は、細菌で汚染された食べ物を摂取することによって起こることが多いです。たとえ病原となり得る細菌を摂取しても、細菌の数が少ないと症状を起こさないことがあります。ですから食品管理を徹底していれば、たとえ発生しても散発的な発生で食い止めることができることが多いです。

また感染者の便から広がる場合がありますが、この点も細菌の場合は、トイレの管理や手洗いを励行していれば2次感染や集団発生をある程度防げることができます。

秋冬、ウイルスによる食中毒

秋冬に多いウイルスによる食中毒は、細菌と同じように汚染された食べ物から起こります。細菌による食中毒と同様に、食品管理である程度は防げます

秋冬に食べる機会が多いカキにノロウイルスが多いことは、秋冬に食中毒が多い1つの理由ではあります。細菌による食中毒とは異なり、食中毒を起こすウイルスは、食べ物の中では増えませんが、摂取したウイルスの数が少なくても、抵抗力が落ちていたりすると、うっかり摂取してしまったウイルスが体内で増えて、発症してしまいます。

ウイルスは感染者の便だけでなく吐物からも広がりますので、吐物の処理を誤ると簡単に2次感染や集団発生を起こしてしまいます。しかも細菌とは異なり、(特にノロウイルスは)アルコールで死滅しません。ウイルスは消毒方法にも気をつける必要があります。

食中毒の症状は

食中毒の症状は

・嘔吐

・下痢

・腹痛

・場合によっては、発熱

などです。

これらの症状は脱水症状を引き起こしやすく、身体の中の電解質、特にナトリウムやカリウムが失われます。上記に加え、

・元気がない

・だるい

・脱力

などをおこしますが、ひどい場合には意識障害や不整脈を起こすこともあります。

秋冬の食中毒、その改善と予防

【改善法】

食中毒の改善法としては、嘔吐がひどければ嘔吐を止める薬、下痢がひどければ下痢止め、腹痛があれば痛み止めを飲んで、脱水を予防するためにスポーツ飲料で水分を補給して下さい。

【予防法】

夏ほど食べ物に対して神経質になる必要はありませんが、火の通っていないものは常温では長時間放置しないで下さい。

また、同じ室内で食中毒の人に嘔吐されると2次感染を予防するのは難しいのですが、以下を守ってできるかぎりの予防をしてください。

・吐物が乾く前に家庭用の漂白剤で消毒し、吐物は密閉して捨てる

・吐物がかかってしまった衣類は漂白剤でつけ洗い

・トイレは可能なら別にしする

・トイレを別にできない場合、少なくとも便で汚染された可能性のあるところは漂白剤で消毒する

・マスクを着用して手洗いを励行

医師からのアドバイス

食中毒になりやすい人の特徴は、集団生活をしていて、手洗いやマスクなどをなかなか守れない幼児や高齢者です。心臓や腎臓などに持病のあるかたや抗がん剤などで免疫の機能が低下している人も危険です。2次感染しないための注意事項は厳守し、子どもや高齢者の手洗いについては、まわりの人が指導してあげるよいでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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