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自然光を取り入れた開放的なデザイン デンマークの病院がまるでホテル

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一見すれば、まるでホテルや集合住宅のよう。コペンハーゲンにいかにも北欧らしい、シンプルでモダンな印象の病院があります。病院なのにとっても居心地がいい。矛盾していそうで、実はとっても大事なことなんじゃないか、って思える工夫がありました。

ホテルのように心地いい
患者のための宿泊施設

ここは、コペンハーゲンの中心部に位置するコペンンハーゲン大学病院(Rigshospitaket)。周囲の都市空間にとけ込むモダンな外観ですよね。既存の病院の印象を覆すようなオシャレな意匠は、地元の建築デザイン事務所「3xn」によって、2015年に建てられたもの。
ここは、コペンハーゲン郊外に暮らす人々が、検査入院や人間ドッグを受けに病院を訪れる際に宿泊するための施設として利用されているそうです。

自然光をたっぷり取り込む
機能的なガラス窓と天然石

さんさんと日の光を受けるバルコニーで、治療や検査を待つ利用者たちが不安を和らげ、くつろいで過ごすためのこだわりが、建物の内と外至るところに。

まずは、この病院を象徴する“うろこ状“のファサード。公園に面した南向き(目の前は公園)の専用バルコニーは三角の形状をしています。これは、壁面に当たった日照が小さな窓の奥、部屋の内部にまで送り込まれる仕掛け。と同時に公園側から見える室内の様子は、バルコニーから室内へと続くこの窓ただひとつ。

小さなガラス張りの扉から取り込んだ日照が、くまなく行き届くように白一色で統一された室内。この心地よさ、もはやちょっとしたホテルですよね。

患者の不安や閉塞感を
自然光が和らげる

さて、うろこの向きが反対になる地上4階5階部分。一点こちらは、ガラス窓で大きく開かれています。こちらは、病院内へと光を送り込むために開かれた開放窓。

天井まで吹き抜けの院内。天窓の光も加わり優しい自然光が充満しています。

「一般的に病院の廊下といえば、天井が低く、暗く閉ざされたイメージを持たれると思うんです。新たなデザインは、建物の中心部に太陽の光が降り注ぐ開放的な空間を意識しました」

クリエイティブディレクターであり3xn創業者のKim Herforth Nielsen氏は、自然光が患者たちの不安感や閉塞感を取り除く大きな要素になる、と「ARCHITECT magagine」にデザインコンセプトを語りました。

のんびりリラックスして過ごすことのできる病院。長居はしたくない場所なはずなのに。快適さが画像を通しても伝わってきませんか?

Photo by Adam Mørk
Reference:ARCHITECT magagine
Licensed material used with permission by 3xn

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