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出産の痛みが軽減する?ソフロロジー出産ってどんなもの?

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ソフロロジーは、もともとは1960年代にスペインの精神科医が研究した、精神の調和と安定を得るための学問で、ヨガ、瞑想、禅の呼吸法がもとになっているといわれています。

このソフロロジーを出産に生かすという方法が、現在日本でも知られてきています。今回はこの「ソフロロジー出産」について、医師から話を聞いてきました!

ソフロロジー出産、どうやってやるの?

陣痛の痛みをつらくて嫌なものと捉えるのではなく「赤ちゃんに会うための必要なもの」と前向きに捉えることがソフロロジーの基本的な考え方です。

【ソフフロジー出産のやり方】

1. あぐらのポーズ

禅の呼吸法を取り入れているソフロロジーでは、あぐらが基本のポーズとなります。お腹が大きくなった妊婦さんでも、足を開くあぐらなら子宮が圧迫されず、リラックスして腹式呼吸ができます。

分娩の大部分を占める、規則的な陣痛が始まってから子宮口が全開(10㎝)になるまでの分娩第一期は、初産婦だと10時間前後かかります。人によって楽な姿勢は異なりますが、妊娠中にあぐらでリラックスして過ごした時間が長い妊婦さんの場合、あぐらによって緊張を和らげる効果が期待できます

2. 呼吸法

口を軽く開けて、ゆっくりと息を吐きます。そして息を吐ききったら口を閉じて、あまり意識せず自然と鼻から空気が入ってくるのを感じるようにします。

分娩中にきちんと呼吸をすることは、お腹の中の赤ちゃんに十分酸素を運ぶためにも重要なことです。分娩時は陣痛の痛みのあまり、うまく呼吸ができなくなってしまう妊婦さんもいます。混乱すると、人は息を吸うことばかりに気を取られて、吐くことを忘れてしまうもの。ソフロロジーの呼吸法では、呼吸を吐くことに意識を集中させ、きちんと呼吸を続けることを目指します。

妊娠中から練習しよう!

ソフロロジー出産は、妊娠中から練習や準備をすることで、より上手に落ち着いて呼吸することができるでしょう。

1. 音楽

妊娠中からリラックスできる音楽を聴きながら、あぐらの姿勢で呼吸法を練習しましょう。出産中も同じ曲を聴くことで、リラックスし、しっかり呼吸をすることを目指します。

 

2. イメージトレーニング

妊娠中でも、お仕事をされていたり、家事に追われているなど、忙しいかたも多いでしょう。できれば、毎日の就寝前などにお腹の赤ちゃんのことだけを考える時間をつくって、話かけてあげましょう。

この際、リラックスできる音楽をかけてあぐらの姿勢でゆっくりと呼吸をします。今お腹の中にいる赤ちゃんの様子だけでなく、分娩を乗りこえて赤ちゃんに出会える喜び、産まれた後抱っこしている自分の姿を想像することで、出産は怖いという意識から、少しずつ前向きな気持ちへと意識を向けていけるのではないでしょうか。

あい先生からのアドバイス

人は知らないことに対する恐怖によって痛みが増強されて感じることがあります。事前に出産に対して知識をもつことや、ソフロロジーのイメージトレーニングで心の準備をしておくというのは、そのような点でプラスに働くでしょう。

海外と比べ日本では麻酔を使わない自然分娩を希望する人が多いため、ソフロロジーへの関心が高まっています。陣痛と向き合う、そしてお腹の赤ちゃんと向き合う一つの方法として考えられてはいかがでしょうか。

(監修:医師 あい先生)

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