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マンガ『H2』に学ぶ、自分の強みを活かしていくことの大切さ――大事なことは全部マンガが教えてくれた

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©あだち充 / 小学館(文庫版6巻・168頁)

「マンガ」のあるシーン・ある言葉に、ハッと気づきを与えられたこと、勇気づけられたこと、ありますか?

普通に仕事をしているだけでは、なかなか気づくことのできなかった考え方など「マンガから学べた!」ってこと、あると思います。そんな仕事に人生にジンジン効いてくるマンガの1フレーズを、紹介する「大事なことは全部マンガが教えてくれた」シリーズ。

今回は、高校野球マンガの金字塔のひとつ『H2』(©あだち充 / 小学館)より、自分の強みを活かしていくことの大切さを感じられる言葉をご紹介します。

全員がエースである必要はない

組織の中には、エースと呼ばれるような人が存在することがあります。営業組織でいえば、大型の顧客開拓をしてくる人などは、エースと呼ばれたりするのではないでしょうか。しかし、組織において必要なのはエースばかりではありません。

そのことを教えてくれる1フレーズがこちら!

4番だろうと9番だろうと1/9には変わりはねえんだ。

おまえは、必ずいい1/9になれる。

©あだち充 / 小学館

千川高校に入学した佐川周は、子どもの頃、橘英雄と共に、実の兄から野球を教えてもらっていました。子どもの頃から頭角を表していた英雄に対し、佐川はそれほど目立った選手ではありませんでしたが、佐川の兄は足の速さと肩の強さに着目。エースや4番打者にはなれなかったとしても、チームに必要な選手の1人になれると説くのでした。

チームの中で担う役割は人それぞれ

野球で言えば、打撃が得意、守備が得意、足が速いなど、選手それぞれに特徴があります。そのすべてを兼ね備えていればベストですが、なかなかそうはいきません。そこでチームとして戦う上で、それぞれの特徴を活かした戦略を組む必要があります。つまり選手の立場から見れば、チームの中で与えられた役割があるのです。

H2の例で言えば、名門明和一高校に所属する大打者である橘英雄に与えられた役割は、ホームランなど、得点につながるバッティングをすること。一方で佐川に求められる役割は、大打者の前に塁に出て、点を取る確率を上げることにあります。その役割において佐川はレベルの高い選手であり、大打者、エースにはなれないとしても、9人いる野球チームのレギュラーの座において、必要不可欠な選手になれるのです。

自分の強みを把握し、最大限それを磨く

もし佐川が、自分の強みを考えず、大打者に憧れ、ホームランばかりを狙う選手だったらどうなっていたでしょうか。おそらく、チームでレギュラーの座は獲得できなかったのではないか、あるいは選手としては大成できなかったのではないかと思います。大事なことは、自分に求められている役割を認識し、そこで活きる自分の強みを把握し、磨いていくことです。

これは仕事においても同じことが言えると思います。例えば同じ営業であっても、時間をかけて大型の取引先を開拓するのが得意な人もいれば、1件あたりの取引額は少額でも、それを数多く積み重ねることが得意な人もいます。そのどちらであっても、最終的には取引の総額が最大化されればチームとして目標達成ができるわけです。自分の得手不得手、強みを把握した上で、目標に対してどのように動けば自分は最も成果が残せるのかをしっかりと考えることが大切なのです。

野球をやっていれば、誰もが一度は四番打者やエースに憧れるもの。しかし、必ずしも皆がそうなる必要はありません。エースになるのが難しいと思っても、自分の強みを活かす方法、そして役割があれば、組織にとって必要不可欠な人材になることができます。まずは自分の強みと、組織に求められていることを照らし合わせて、最大限貢献できるところはどこなのかを探してみてはいかがでしょうか。

>>『大事なことは全部マンガが教えてくれた』シリーズ

監修:リクナビネクストジャーナル編集部

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