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陣痛きた?まだ?余裕の第2子出産のはずが、『生まれる生まれる詐欺』に

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第2子である息子を妊娠している時のことです。

時は39週、いよいよ予定日間近という頃。

第1子を40週4日で出産しているものの、39週を超えてもあまり出産だなぁというような兆候はほとんどなく

「第2子以降は予定日より前に生まれることが多いなんて言うけど、このままいけば予定日越えだろうな」

と思っていました。

39週と1日、妊婦検診へ行きました。

一通り内診が終わった後、先生は

「子宮口刺激するね~」

と、出産を促すための『子宮口グリグリ』をしてきました…。

これ、経験がある人はわかると思うのですが…ものすごく痛いのです。

口先では

「はーい、お願いしますー」

などと言ったものの、内診台のこちら側でわたしはカーテンの向こうの先生に気付かれないように悶絶していました…。

その日、帰宅すると軽い出血がありました。

「まあ、子宮口グリグリしたし…出血くらいするよね」

と、自分で言うのもなんですが2人目妊娠の余裕っぷり。

出血はその後も出たり収まったりを繰り返していました。

その日の晩、腹痛で眠りがとても浅く、寝返りばかり打っていました。

うーん、眠れないなぁ…これって陣痛かなぁ…、でも、そんなにつらくないんだよね…

第1子のときは歩けないくらい陣痛がつらかったから、まだ陣痛じゃないと思うんだよね…

と考えているうちに朝に。

「このまま本陣痛になったら何かと不便かもな」

と思い、ママチャリの後部座席に娘を乗せて坂の上にある最寄り駅前の商店街へ駆け上がり、食材やら消耗品の買い出し。

お昼ごはんも

「食べたいものを食べよう!」

と、ラザニアを作ってぺろり完食。

しかし、お腹の重い痛みは治らず…

先日の子宮口グリグリが原因だとわかっているだけに気が引けたけれど

「なにもなかったら帰ってこればいいんだ」

と言い聞かせ、実家に娘を託して車で産婦人科へ行きました。

もちろん自分の運転で、です。

病院についたのが14時過ぎ。

先生に内診してもらうと

「あー、もう子宮口6cm開いてるね。こりゃ明るいうちに生まれるわ。もう帰っちゃダメね。このまま入院。」

と!!

なんと!腹痛は本陣痛でした。

しかも子宮口が6cmも開いているという…(10cm開大で出産)。

え、ホントに?明るいうちに生まれる!?こりゃ大変、と、主人に電話しました。

「あ、もしもし?わたしなんだけどね、今病院なんだけどさ…明るいうちに生まれそうだって。あはは!ごめんね、今から病院来れる?」

飄々と話すわたしに焦る主人。

隣県で働いていた主人は、義母を乗せて車でこちらへ向かうとのこと。

なんだかんだで到着が暗くなってからになりそうとのことで

「じゃあ生まれちゃってるかもね」

なんて話していました。

が、生まれず。

「いい陣痛がなかなかつかない」

という、いわゆる『微弱陣痛』という状態でした。

仕方ないね、と先生の指示で1時間ごとに飲むタイプの陣痛促進剤を飲んでも一向に生まれる気配はなく、夜20時。

ようやく主人と義母が到着しました。

わたしはベッドの上で

「どうもー」

と余裕の出迎え。

「…本陣痛、来た?」

と主人。

「…まだ」

とわたし。

笑う義母。

を繰り返すこと3時間…。

先生と相談し、このまま陣痛につながらなかったら明朝促進剤の点滴を、という話にまとまり、主人と義母は一旦帰宅することになりました。

主人と義母が病院を出た直後、来ました陣痛。

痛い…痛い…痛い…

とても、

「戻ってきて」

などと電話できる状況ではなく、そのまま1時間半後につるんと出産。

先生に会陰縫合をしてもらっているときに、分娩台近くに置いておいたわたしのケータイが鳴りました。

先生が出ていいよーと言ってくださったので電話に出たら、相手は主人。

「今、母さん実家に連れてったところだよー。どお?陣痛来た?」

「あ、え、えーっと…4分前に生まれましたです…」

「なにー!?」

陣痛を陣痛と気付かずに丸2日ガマンし、病院に着いたらすぐ生まれるから、と即入院。

主人と義母を呼んだのに生まれず。

ふたりを帰宅させたとたんに出産。

これを『生まれる生まれる詐欺』だと言わずになんだと言うんだ!と、今でも笑い話になっています。

先生、これは安産って言うんですか?と聞いてみたら

「微妙だねー」

ですって。

でも、わたしも息子も元気そのもの。

無事に退院し、その息子もやんちゃ盛りな3歳になりました。

著者:響

年齢:35歳

子どもの年齢:3歳、5歳、1歳

3児の母です。トイレにゆっくり座っている時間もないくらい家事育児に追われる日々、だけど実はそれをこっそりシアワセだと感じていたりします。趣味はガーデニング、旅行、食べ歩き。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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