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参拝した数、なんと1万回以上!神社のプロが語る、神社の「本当の魅力」とは?

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パワースポットでは説明不足!
神社の魅力とは?

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年始に初詣するところ。霊的な何かを感じるパワースポット。受験や縁結びの神頼みをするところ。大抵の人が考える神社とはそんな場所だろう。しかし、神社の本質はそこではない。今回それを語ってくれたのが尾道自由大学で「神社学」教授の中村真氏だ。

尾道自由大学で校長を務め、イマジン株式会社の代表取締役として事業も展開するなど多忙を極めながらもこれまでに1万回以上、参拝をしてきたという中村氏に神社の魅力を語っていただいた。

日本人に古来からあるセンス
それらが神社にはある

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———中村さんが考える神社の魅力とは何ですか?

神社は、宗教としての神道の施設ではありますが、そこに囚われると宗教という括りから出られなくなります。僕が興味があるのは、神道の宗教化される以前の土台の信仰の部分なんです。

僕は神社というのは神道の施設ではなく、「神様がいる場所、神の社」と定義つけています。古代の人々は肌に感じる風、雨だとかいったすべての自然現象を神様がいる証だと考えて自然崇拝として置き換え、目に見えないものを信じていました。

たとえば、太陽の光を遮る雲がでてた時に雲の切れ間から光が射す。すると、その射した光を光の柱(天使の階段と呼ばれる自然現象)と捉え、天と地を繋げている神様が現れる現象だと考える。この光の柱には神様が表現されることがあるので、神様を数える時には1神、2神と数えないで、1柱(はしら)、2柱(はしら)と数えます。つまり、光そのものに神様の存在を感じていました。

他にも、すごい雲が出てきて雷が鳴る自然現象。この雷も天と地をつなぐもの。昔は「雷」という漢字も「神成」(かみがなる)と書かれていて、神がおいでになるというところから言葉が生まれたのではないかという説もあるくらいです。つまり神様は自然崇拝そのもの、そしてそれを表現したのが神社なんです。

神社のしめ縄を雲と見立て、しめ縄からギザギザの白いもの紙垂(しで)がでていて、そこに鈴があるでしょう。それを鳴らすとゴロゴロと音が鳴り、神様が出てくるのでそこで拝む。これは雷という自然を崇拝していたからそれを祀り、拝む場所として神社を作ったということなんですよ。

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