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光学3倍ズーム搭載、ASUS ZenFone Zoom(ZX551ML)開封の儀&ファーストインプレッション

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ASUS が CES 2015 での発表から 1 年後にようやく発売した光学 3 倍ズームのスマートフォン「ZenFone Zoom(ZX551ML / Z00XS)」を入手したので早速開封の儀を執り行います。ZenFone Zoom は、今年夏に国内でも発売された「ZenFone 2」をベースに、光学 3 倍ズームやシャッターボタン、レーザー AF 機能を追加するなど、カメラのスペックを大幅に強化した派生モデルです。国内では 2 月 5 日に発売されます。私が今回入手したのは台湾モデル「Z00XS」です。内蔵ストレージの容量は 64GB で、プロセッサは Intel Atom Z3580 2.33GHz を搭載しています。国内だと 55,800 円 + 税で販売されます。ZenFone Zoom の主要スペックは、5.5 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルの IPS 液晶ディスプレイ(ゴリラガラス 4)、Intel Z3580 / Z3590 クアッドコアプロセッサ、4GB RAM、64GB / 128GB ROM、背面に 1,300 万画素カメラ、前面に 500 万画素カメラ、3,000mAh バッテリーを搭載し、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.1、NFC、GSM / WCDMA / LTE cat 4 に対応しています。スペックは Intel プロセッサベースの機種では最上級と言える内容で、カメラだけではなく、性能にも期待できる一台です。それでは開封していきましょう。パッケージングは ZenFone 2 のコンパクトで簡素な作りとは違って、黒を基調にした高級モデルのような内容でした。同梱品は、ZenFone Zoom 本体、USB ケーブル、有線ヘッドセット、ストラップ、取説などの書類。ZenFone Zoom の筐体は、こちらの記事でも説明しましたが、ZenFone 2 から大幅に変わっています。特にアルミフレームを採用したことで高級が増し、また、バックカバーはプラスチック素材なのですが、レザーのような外観を再現したパターンを施してあります。筐体サイズは 158.9 x 78.84 x 11.95mm、質量は 185g。ZenFone Zoom の大きな特徴は背面のカメラユニットです。光学 3 倍ズームに対応しながらも、レンズは本体から飛び出さない仕様です。これは、HOYA が開発した横方向にレンズが稼働するスマートフォン用のズームレンズを採用したからです。カメラスマートフォンということで、シャッターボタンはもちろん、動画撮影用のボタンまでも搭載しています。ズーム操作はタッチパネル上でも可能なのですが、ボリュームボタンを操作することでも拡大・縮小できます。さらに、アルミフレームにストラップホールが設けられており、スマートフォン用のストラップを取り付けられます。ZenFone Zoom は ZenFone 2 の派生モデルと言えるので、多くの機能は ZenFone 2 と共通しています。UI の外観や機能については ZenFone 2 の開封記事でご確認ください。何はともあれ、まずは最大の特徴となるカメラを紹介します。ZenFone Zoom では 3 倍の光学ズームとデジタルズームを合わせて最大 12 倍まで拡大できます。ズームはまず光学ズームが働き、3 倍を超えるとデジタルズームが働く仕組みです。光学ズームの動作内容は一般的なデジタルカメラと同じです。わずかながらズーム時にレンズが稼働するメカニカルな動作音がします。シャッターボタンは半押し対応です。ボタンの硬さも Xperia のような心地よい感じです。動画ボタンは ON / OFF の 2 段式で、押すと動画を撮影 / 停止できます。カメラ UI は ZenFone 2 と同じで、ASUS 特有の様々なカメラモードを搭載しています。ZenFone Zoom もマニュア撮影に対応しており、オートモードの場合に右側の「M」をタップすると即座にマニュアルモードに切り換わります。マニュアルモードで変更できるのは、露光量、ISO 値、シャッタースピード、ホワイトバランス、フォーカス距離です。F 値を数値で変更することはできません。実際に撮影してみました。シャッターボタンがあるので押すだけでスリープ中でもカメラが起動し、即座に撮影できるのは良いですよね。AF スピードは最速 0.03 秒だと言われているので、例えば街を歩いていて異常過ぎるほど車高を上げた自動車を目にした時でもきっちり撮影できますよ。光学 3 倍ズームを利用すると、遠くの建物を画質を損なうことなく大きく撮影できます。HDR は利用していないのですが、空の青と原っぱの緑が綺麗に撮影できています。屋外での画質はなかなか良いのですが、光の少ない屋内ではやや暗めに写るようです。もちろん、マニュアル撮影モードで調整すればある程度は明るく綺麗に撮影できますが、オートモードの画質は BlackBerry Priv や Galaxy S6、LG G4、Xperia Z5 Compact などに比べて悪い印象です。(参考)ZenFone Zoomの光学3倍ズームで動物やペットはどう写る? 実機で確認してみた(参考)ZenFone Zoomの光学ズーム機能を実機でチェックディスプレイは IPS 方式ですが、液晶なので、AMOLED 端末に比べて発色がよくありません。しかし、色の偏りがないので操作していても、色合いに違和感を感じません。ASUS スマートフォンは画面の明るさが低めです。ZenFone Zoom でも同様で、屋外では少し見づらいようでした。続いて紹介するのは性能面です。冒頭で紹介したように、ZenFone Zoom は Intel の最新スマートフォン向け SoC「Atom Z3580」を搭載しています。CPU は 2.33GHz 駆動のクアッドコアで、GPU には PowerVR G6430 を搭載しています。また、RAM 容量はスマートフォンではなかなかない 4GB(LPDDR3 ですが・・・)なので、マルチタスク利用に適しています。アプリの起動、UI の切り換わり、UI の滑らかさでは、これまでに使ったスマートフォンの中で最高レベルでした。Nexus 6P と同等かそれ以上と言って良いでしょう。ただ、Intel 系のプロセッサは ARM 系のプロセッサよりもアプリが最適化されていないこともあり、ベンチマークスコアは低いものでした。残念な点はバッテリーの持ちです。ZenFone Zoom の容量は 3,000mAh なので、5.5 インチスマートフォンでは標準的だといえますが、実際に使ってみると、スリープ中の消費はかなり低いようでしたが、使い出すと消費量が多いのか、半日ほどしか持ちませんでした。次の図は 13 時にフル充電を終えて写真撮影のために外出しました。写真を 30 枚ほど撮影した程度なのですが、17 時半にはバッテリー切れでシャットダウンしてしまう有様。酷使した感はありますが、明らかに他の 5.5 インチスマートフォンより持たないようでした。ZenFone Zoom の長所・短所を挙げると、長所は、① かなり満足できる性能、② シャッターボタンや光学ズームの付いたデジカメライクに使える便利なカメラ、③ 安さです。一方、短所は、① 画面が暗い、③ バッテリーがあまり持たない、③ でかくて操作しづらい(個人的な印象です)ところです。

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