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【毎年1月最終日曜日はハンセン病の日】ハンセン病はどんな病気?

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1月の最終日曜日は「世界ハンセン病の日」だということをご存知ですか?世界中で古くから知られ、恐れられてきたハンセン病は、患者への偏見が根強かった歴史があります。そのためハンセン病の正しい知識を広めることを目的として、フランスの社会運動家、ラウル・フォレローが提唱し、設定された記念日が「世界ハンセン病の日」です。

ハンセン病とはどのような病気なのでしょうか?今回は、ハンセン病について、医師に聞いてきた話をお伝えしたいと思います。

ハンセン病の症状とは?

ハンセン病は、らい菌の感染によって起こります。らい菌が増えていくのはとてもゆっくりなため、症状が出始めるまでの潜伏期間はおよそ5年ですが、10年以上かけ症状が進んでいくこともあります。

初期症状としては、皮膚に白や赤などの斑紋ができます。これは痛みやかゆみはありません。皮膚症状はだんだん進んでいくことが多く、末梢神経の症状として、皮膚が触れる感覚や温度や痛みなどなど、皮膚の感覚が低下していきます。

皮膚の感覚がなくなっていくと、痛みがないので気付かないうちに、けがややけどなどをしてしまうこともあります。また、麻痺など運動の障害が起こることもあります。治療が遅れてしまうと、足や、指や手などが変形してしまうこともあります。

ハンセン病の感染と治療

ハンセン病の原因であるらい菌が感染する経路は、まだはっきりとはわかっていません。

感染力はとても弱く、発病することはめったにありません。乳幼児期に治療していない患者との接触を何度もし、大量のらい菌を飛沫などで吸い込むといったことがない限り、まず発病しないと考えられています。

ハンセン病に対してほとんどの人は自然の免疫があります。現代では抗生剤をつかうことで完治する病気であり、初期に治療を行えば後遺症を残すこともありません。

ハンセン病の歴史と偏見

ハンセン病は完治する病気です。

感染力は非常に弱いので、ハンセン病から回復した人や現在治療中の人から感染することはありません。しかし昔、治療法がなかったころには変形など後遺症の残った人も多く、そういった外見や感染に対する恐れから、患者たちは何世紀にもわたって、隔離されたり偏見を受け、差別されてきました。

治療方法が確立され、ハンセン病が怖いものではなくなった現代でも病気の知識がないための誤解や、無関心な人による偏見は残っています。ハンセン病から回復してもいまだに苦しんでいる人が多いのが現状です。

日本においても「らい予防法」という法律がありました。治療方法がわかってからも、廃止される1996年までハンセン病患者の隔離が行われ、回復した人たちの自由が奪われていたのです。

【医師からのアドバイス】

来たるハンセン病の日を機会に、ぜひハンセン病について正しく知ってください。誤解をなくして、世界中での偏見をなくしていけるといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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