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飛行機で耳がツーンと痛む。あくびをしても治らないのは【病気の兆候】?

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飛行機やエレベーターに乗ったときに、耳がツーンとつまった感じがした経験はないでしょうか?とくに飛行機などでは離陸とともに耳の奥が痛くなり、ひどい頭痛までしてくる人もいるようです。

「平気な人もたくさんいるのに、自分は耳の病気なの?」と心配されている方もいるようですが、今回はそんな現象について詳しい医師にお話を聞いてきました。

■ 耳がツーンの原因は気圧の変化だった!

このツーンとつまった感じの原因は、勢いよく上昇したり下降したりすると、周りの気圧が急激に変化するために起こる生理的な現象です。耳の奥には、耳管という鼓膜の内側と鼻の奥をつないでいる管があります。そして鼓膜の内側には、中耳という空間があり、ここからさらに内側にある内耳という器官があります。

内耳では、音の振動を受け取って脳へ信号として送り、音声を認識するほか、平衡感覚もつかさどっています。耳管は外界と中耳とをつないで空気を出入りさせて換気することで、中耳の圧力を一定に調節し、中耳や内耳が正しく機能するように保っています。

耳がツーンとしたときは、あくびをしたり、唾をごくんと飲み込むと良くなるといわれていますが、これは耳管の入り口を開き、換気しやすくさせることができるからです。

■ こんな症状があったら耳管狭窄症かも……!

しかし、何度あくびをしても唾を飲んでも耳がつまった感じが良くならないときは、ひょっとしたら何らかの異常がある可能性があります。

たとえば、耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)とは、耳管の換気機能が低下する病気です。鼻炎や副鼻腔炎などで耳管の入り口付近の鼻粘膜が腫れていると、耳管狭窄症になりやすいです。

また、上あごの内側に腫瘍ができていると耳管狭窄症になることがあります。耳管狭窄症の症状としては、飛行機やエレベータに乗ったときに耳の違和感を感じるだけでなく、普段から自分の声が頭の中にこもったように聞こえることがあります。

耳管が換気できていない状態で飛行機に乗ったりスキューバダイビングを行ったりすると、中耳が十分に気圧の変化に対応できないために航空性中耳炎や潜水性中耳炎という病気を起こしてしまうことがあります。

■ 医師からのアドバイス

もしこのような症状を自覚されていたら,早めに耳鼻科を受診して調べてもらいましょう。

治療としては、原因となっている病気(鼻炎、腫瘍)を見つけてそれを治療するほか、症状が強い場合には耳管に空気を通す通気治療が行われることもあります。

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